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1,200万ダウンロードを達成したAndroidアプリのジョルテにいよいよiPhoneアプリが登場

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ジョルテ アイコンAndroidで人気のカレンダーアプリ、ジョルテに本日iPhone版が登場した。ジョルテはすでにAndroidだけで1,200万のダウンロード数を突破している。現在は18カ国語に対応しており、ユーザーの4割が日本、それ以外は海外のユーザーだ。

ジョルテはシステム手帳をイメージしたカレンダーアプリで、シンプルなインターフェイスによって自分に合うようにカスタマイズできるのが特徴だ。ジョルテを開発する情報スペース代表取締役社長の下花剛一氏によるとシンプルなインターフェイスにすることで、毎日見るカレンダーを飽きさせないことが狙いだそうだ。システム手帳やスケジュール帳にこだわる人は多く、個々人が自分に合ったものを吟味して選んでいるので、ジョルテではこういったニーズに応えられるようにユーザーがカスタマイズできる機能を取り入れている。

カスタマイズの機能には色やフォントの変更はもちろん、予定表にスタンプを貼ったり背景画像を設定できたりする。これらの機能の中でも手書き風のフォントが特に評判が良いそうだ。手書き風のフォントだと手帳に自分で書いたような印象を受け、本物の手帳のように使えるため愛着がわく。本物の手帳に似ているためか、ジョルテで日記をつけているユーザーも多いという。

しかし、どのスマートフォンにも標準でカレンダーがあるのにも関わらず1,200万ダウンロードを達成した要因はどこにあるのか。それは日本のカレンダーの表示方法を意識している点にあるだろう。下花氏によると日本のカレンダーの文化にはこだわりがあるという。日本人は米国などに比べ、(もちろん、個人差もあるが)時間の管理を厳密に行う。そのため、スケジュール帳を利用する人が多い。この結果、スケジュール帳の種類が豊富だから、見た目がキレイであったり、使いやすい良い製品が多かったりするそうだ。これらの手帳をイメージしているので、必然的に使いやすいものになったわけだ。

また、既述の通り海外のユーザーが6割(約700万ユーザー)で、18カ国語に対応しているのだが、これには面白いエピソードがある。というのは、アプリのリリースは2010年2月で、日本語と英語に対応していたのだが、英語圏のユーザーから翻訳に関してかなり指摘があった。しかし、翻訳会社を数回変えてもなかなか改善されないため、最終的には翻訳のためのサイトを作り、ユーザーがローカライズするという手法を採用した。するとすぐに翻訳が終わったそうだ。

これはユーザーに作業させることが中毒になるプロダクトを作るという、スタンフォード大学ビジネススクールのマーケティング講師Nir Eyal氏が提案するDesire Engineというフレームワークに合致している。このため、翻訳に参加したユーザーは熱心なユーザーになっているのだろう。

今後はAndroid版で提供されているジョルテストア(スタンプや背景画像のストア)のiPhone版への導入、日記としても使えるよう写真登録機能などを追加していく予定だ。