ビデオチャットをWebRTCで実装, 完全なクロスプラットホームを実現したTokBoxのOpenTok

次の記事

Androidの普及速度はiPhoneの6倍に: Mary Meekerの名物レポートInternet Trendsより

open_tok_logo

サンフランシスコのWebRTCとビデオチャット企業TokBoxは、最近スペインのTelefónica Digitalに買収されたが、今日(米国時間11/5)は“ブラウザとiOSデバイスの両方でWebRTCによるビデオチャットができる世界初のプラットホーム”の立ち上げを発表した。TokBoxのそのOpenTokプラットホームを使ってデベロッパは、自分のアプリにビデオチャットを含めることができ、そして本日のOpenTok for WebRTCのリリースにより、機種を問わずユーザに高品質なビデオチャットを提供できるようになった。

OpenTok for WebRTCのロンチは、Chromeの次の安定バージョンのロンチが今週後半であることに焦点を合わせている。GoogleのChromeは、WebRTCに対応した最初のブラウザの一つだが(Operaもそう)、MozillaもFirefoxブラウザへの実装に取り組んでいる。WebRTCに最初反対していたMicrosoftも、今ではInternet Explorerでのサポートを計画している。

今日の発表と並行して、OpenTok Android SDKのベータがOpenTok Labsにロンチされた。これでAndroidデベロッパは、“ほんの数行のコードを書くだけで”ビデオチャットを自分のアプリに組み込めるようになった。

しかし今日のOpenTokのお話の本命は、ビデオチャットがブラウザ上のWebRTCにより初めてクロスプラットホームになり、またiOSデバイスとでもできるようになったことだ。今日TokBoxが紹介したBridgestone Goldは、この新機能により、iPad上のビデオチャットキオスクを1000あまりの店舗で展開している初の企業だ。

[左: Flash, 右: WebRTC]

TokBoxのCEO Ian Smallによると、ビデオチャットが真にクロスプラットホームになったことは、本当に画期的である。ライブのビデオコミュニケーションはますます重要なサービスになりつつあるのに、これまでは機種やブラウザの違いによって分断され、デベロッパを苦しめていた。OpenTokは、この分断を繕う糊になる。これからは、自分の機種やブラウザと相手のそれらの違いをまったく気にすることなく、どこからでも自然に相手の顔を見ながら会話ができる。これは、ものすごく画期的なことだ。

同社のプラットホームのユーザ企業は現在、5万を超えているそうだ。その中にはFord、Doritos、Major League Baseball(MLB)、American Idolなど有名企業/団体もいる。ヨーロッパの大手キャリアTelefónicaの一翼になったことによって、今後はもっと本格的なグローバル展開も可能だ。

[原文へ]
(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))