世界を拡げるFoursquare:Facebook上の友だちとチェックインして、相手に通知する機能を実装(iOS版)

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3832888742_78ab913169_zFoursquareは、最近のリニューアルを経て、ますますメインストリーム志向の方向性が明らかにしつつあるようだ。チェックイン機能のみではなく、ロケーションを意識した発見機能ないし探索機能をサービスの主体としようとしているのだ。

そのFoursquareで、友だちと一緒にチェックインできるようになったのにはお気づきだろうか。相手がFoursquareを使っていなくてもOKだ。これまでにFoursquareはかなりの数の利用者を獲得してはきたが、ここで足踏みをしないための作戦としても非常に有益なものと言えるだろう。友だちと一緒にチェックインすれば、その情報が友だちにも通知されることとなる。相手がFoursquareを利用していない場合、これがきっかけとなって使い始めるというケースもあり得るはずだ。

Foursquareのブログから案内文を引いておこう。

11月5日にiOS版のアップデートを行いました。これにより、チェックインの際、Foursquareを使っていないFacebook上の友だちにメンションできるようになりました。以前から用意してあった友達を加えるためのアイコンをクリックすれば、友だちリストの中にFacebookの友人も表示されるようになっています。チェックイン情報をFacebook上に公開するようにすれば、その投稿には自動的に友だちがタグ付けされるようにもなっています。

この変更は大きな意味を持つものだ。Facebook上において、ある意味では「通知」こそがもっとも大事な機能であるとも言えるかもしれない。自分では知らなかった情報を友人たちが教えてくれるというのが、Facebookを利用する大きな理由のひとつだ。写真やステータスアップデートについてもそうだし、あるいはギフトやチェックイン情報も、思っても見なかった「気付き」のきっかけになることがある。もともとは、Foursquareはすべてのチェックイン情報をFacebookに流し、そこでのコミュニケーションを盛り上げようとしてきた。こうして直接に通知を飛ばせるようになったのは、方針に則った進化ということになるだろう。

現在、投資家の中にはFoursquareの価値をどこに見出すべきか疑問に感じている人もいるとのこと。こうした中、Foursquareはいよいよ「成功」に向けての道程に一歩を踏み出したところなのではないかと思う。Foursquare利用者は、これまで数年にわたって多くのデータを投入してきた。広告主やパートナーにとって、いよいよこれまでの蓄積資産を活用してマネタイズに動く時期が到来したということになるのだろう。Foursquareプラットフォームの魅力はいよいよここから発揮されるという面もありそうだ。

Instagramは、ついにこれまで利用者が撮り溜めてきた写真をウェブで閲覧できるようにした。偶然なのか、Foursquareも時期を同じくして蓄積資産をウェブ等で活用することを始めた。ここに至るまでの道程は確かに必要なものだった。データの蓄積なくしては、思うようなサービスを展開することはできなかったからだ。あるいは「またこいつのFoursquare贔屓か」と言われるかもしれない。しかしFoursquareの新たな時代が楽しみでしょうがないのだ。

[Photo credit: Flickr]

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(翻訳:Maeda, H)