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Apple、Tapjoyのアプリダウンロード互助会を厳しく取り締まる(再び)

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あの詐欺まがいの”Scamville”事件の記憶も薄れ、最近は大型ゲーム会社による恥知らずなユーザー搾取システムも見なくなった。

しかし、Scamvilleの張本人だった会社、Offerpal(大惨事の後、社名変更して現在はTapjoy)は、未だにまっとうな方法で利益をあげる方法を見つけられないようだ。彼らの生まれ変わりであるTapjoyは、アプリダウンロード有料調達業者最大手として、モバイルアプリのエコシステムを台無しにしている。

しくみはこうだ。モバイルアプリを使っていると、何かをするためにバーチャル通貨が欲しくなる(主としてゲーム)。かつてのScamvilleでは、携帯電話料金を毎月請求されるなどのでたらめなサービスに登録させられた。今度は、他のアプリをダウンロードするだけのために通貨が提供される。

それらのアプリは無料のこともそうでないこともある。一貫しているのは、みんなゴミだという点だ。しかしTapjoyは、ダウンロードされたことで金をもらい、その一部が最初のアプリに渡る。アプリ開発者はこれらのダウンロード数を急上昇させてランキングの上位に入るために金を払う。その結果さらにダウンロードが増える。

数日間のうちにAppleはこれに気づきアプリを削除した。しかしデベロッパーたちは再びゴミアプリを作り、システム全体が再び回り始める。

Appleは、インセンティブ付きアプリダウンロードに対してかなり前から宣戦布告している。例えば2011年のこの記事には、この種の誘導を含むアプリをAppleが拒否し始めた時のものだ。

Tapjoyらは進化して、特典部分をブラウザーでHTMLページを開くことによってAppleの承認プロセスで検知されないようにした(その時点ではまだ特典が有効になっていないため)。特典は続いている。唯一本当の違いはAppleが30%の取り分さえ得られなくなったことだ。

AppleはHTMLページで特典を提供するアプリも厳しく取り締まっている。方法は不明だが、明らかに効果が現れている。

例:Glu Mobileは上場企業で、総売上の13%をTapjoyから得ている。今週の収支報告会見で、CEO Niccolo de Masiからちょっとした悪い知らせがあった。

最近iOS広告売上についても減少する結果となった。これはAppleがインセンティブ広告の禁止条件を拡大し、外部HTML 5サイトへのリンクが一切不可能になったためだ。

このためTapjoyのiOSチャンネルからの売上は減少した。この結果当社はこれらを反映してQ4予測を大幅に引き下げると共に、新タイトル5本の発売を延期した。

この永遠にエスカレートし続けるを軍備戦争の中で、果たしてTapjoyが次に何を仕掛けてくるか待ちきれない。ひとつ間違いないのは、それが非常に儲かること。そしていかがわしいことだ。

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(翻訳:Nob Takahashi)