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相対性原理を理解するためのシミュレーションゲームがMITのメディアラボから

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相対性原理を理解するのは難しいが、でもゲームで遊ぶのは簡単だ。物理学者が、どんなゲームを作るの? 光速に近い速度で歩くゲームに決まってるじゃん! それぐらい、分かるよね。

A Slower Speed Of Lightというゲームは、光の速度が実際よりも遅い世界をシミュレーションする。いろんな色の球体のどれかを選ぶと、光の速度をどんどん遅くして、最後には人間の歩く速さと同じにする。

オープンソースのA Slower Speed of Lightは一人称のゲームで、プレーヤーは3Dの空間を渉り歩きながら球体を拾い、光の速度を徐々に遅くしていく。そしてそれは、プレーヤーの最大歩行速度と同じになる。すると、特殊相対性効果が徐々に視覚化されてきて、ゲームの難度も徐々に上がる。

Unity3Dエンジンを使っているこのゲームは、こんな光速歩行の世界を作りだす:

正確な頂角で描かれるこれらの効果は、

・ドップラー効果(可視光線の赤方/青方偏移により、赤外線や紫外線が可視になる。)
・サーチライト効果(進行の前方方向の明るさが増す。)
・時間の遅れ(プレーヤーが知覚する時間と外界の時間に差が生ずる。)
・ローレンツ変換(準光速で空間をワープする。)
・ランタイム効果(光の旅程時間のせいで過去の状態の物が見える。)

日常の中には、これらの現象を経験し理解する機会がないから、このシミュレーションゲームは相対性原理と光速旅行を理解するためには貴重だ。酒に酔ったり、ラリったりの状態で遊ぶと、さらにおもしろいかもしれない。

ゲームは無料でオープンソースだ。作者はMITの物理学教師Gerd Kortemeyerと、MIT Gamelabの連中、とりわけプログラマのRyan CheuとデザイナーのEbae Kimだ。光よりも早く旅をしたらどうなるか、それを知りたい人はぜひこれで遊んでみよう。

出典: bb

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))