Andreessen HorowitzのPeter Levineが企業ITに今起きているルネッサンスを語る

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Andreessen HorowitzのゼネラルパートナーPeter Levineが今日(米国時間11/14)、Defragカンファレンスのステージに登場し、IT市場の最新動向について語った。彼によると、企業世界には今ルネッサンスが始まっていて、それがもたらす変化は今後ますます深く浸透し、新しい世代の創造性の勃興によって人間の生活と労働が変わっていく。

Gartner ResearchのIan GlazerがLevineにインタビューして、今企業世界に起きている破壊的革新に共通しているものについて、尋ねた。Levineによると、今がまさにルネッサンスである証拠はたくさんある。たとえば、パーソナルコンピュータからモバイルへのシフトだ。このシフトは、インフラストラクチャの変化を強制する。アプリケーションは、各モバイルデバイスに合わせてネイティブに作らなければならない。バックエンドが提供するサービスは、(ネット化クラウド化により)セキュリティがより重要になる。デバイスはより強力になり、世界中の分散インフラに統合される。‘データプラットホーム’というものが、新たに生まれつつある。その開発は、まさに今始まったばかりだ。

企業の創造性とイノベーションが“黄金時代”を迎える。Levineはそれを、中世イタリアの都市国家になぞらえた。

ルネッサンスの前は、専制君主が王国を支配していた。古い企業ITの世界では、CIOが専制君主に相当する。しかし、これからの企業人はCIOの印章を必要としない。彼ら自身が直接、デベロッパから買う。中小企業や大企業の部課が、このルネッサンス時代の新たな主人(パトロン)になる。彼らは、自分の仕事にその日から役立つものを求める。ITの購買が、彼らの個人生活における購買行動と相似のものになる。

ギルドが栄える。今日のギルドは、GitHubのようなコミュニティだ。デベロッパはそこに集まり、学び、そしてコラボレーションする。

LevineのようなVCにとっては、資本の生死が関わっているだけに、評論家や学者として講演をしているわけではない。Andreessen Horowitzはすでに、企業を対象とするスタートアップにも数多く投資している。たとえばGitHubに1億ドルを投資したのも、その企業向けサービスの将来性に賭けたからだ。また同社が投資したSDN技術のNiciraは、VMwareが12億ドルで買収した

今がルネッサンスであることは、すでに明白だ。イノベーションしない企業は死ぬ。PCの時代は去り、タッチがキーボードとマウスを追いやるとき、昨日までの古いやり方は、その変化がもたらす新しいIT需要に適応できない。

(画像出典: Wikipedia

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))