Facebook、ようやくモバイルにも「シェア」ボタンを導入。これはFacebook版「リツイート」だ

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先ほどFacebookは、モバイル版ニュースフィードにリツイート風「シェア」ボタンを導入したことを正式に認めた。待望されていたこの機能はまずモバイルサイトで公開され、近いうちのiOSとAndroidアプリにも登場する予定だ。ウェブバージョンと同じく、誰かが投稿したリンクや写真、さらにはスポンサー記事をも簡単に再投稿できるようになる。コメントの付加は任意。

これまでFacebookは、安易なリンクの転載ではなくパーソナルな投稿を常に重視してきた。しかし、これでTwitterによく似たルックスになるのかもしれない。Inside Facebookは、モバイルサイトのボタンはテストであると報じていたが、私がFacebookに質問したところ、これはテストではなくモバイルサイトおよびアプリの全ユーザーに近々公開されることを確認した。

新しいシェアボタンを使ってみるには、m.facebook.comに行き、友達が投稿したリンク、写真、ビデオ、公開近況アップデート、または自分が「いいね!」したFacebookページが見つかるまでスクロールする。シェアボタンは右下の「いいね!」やコメントのボタンの隣にある。タップすると入力ボックスが表示されてコメントをつけられる。シェアされた記事には「via [元の投稿者の名前]」と表示される。

モバイル版シェアボタンの登場は決して驚きではない。むしろ最も要望の高かった機能の一つだった。9月にFacebookのモバイル責任者がシェアボタンについて聞かれた時、「私も使いたい。私たちは自分が使いたいと思う製品を作る」と言っていた。また開発チームは、障壁となる技術要因にないことを指摘した。

つまりこれまでFacebookは、ニュースフィードの環境に与える影響を考慮していた可能性が高い。現在、Facebookでシェアされているコンテンツの多くは比較的ユニークだ。たまに人気の記事や噂が多くの友達によってシェアされることもあるが、それは偶然だ。ウェブでシェアボタンを使う人は、殆どの場合リンクに説明を加える。

しかし入力が苦痛なモバイルでは、シェアボタンによって次から次へと安易にリンクがシェアされる可能性がある。その結果フィードは冗長で無個性的になりかねない。Twitterのあの低摩擦でタップしやすいリツイートボタンと同じように、Facebookユーザーたちが「いいね!」の代わりにシェアするようになるかも知れない。

広告主やマーケターにとっても歓迎だろう。シェアボタンはFacebookページへの内部リンクを含む記事にも表示される。シェアによってFacebookページに投稿されたリンクがよりバイラルになってFacebookに広がる。さらには、ニュースフィードに現れるスポンサー記事をシェアすることも可能だ。

Facebookは、フィードの質が低下しないようモバイル版シェアボタンの影響を監視しているに違いない。しかし、メリットも考えられる。自分のソーシャルグラフの外を見る機会が増えることによって、世界観が広がるかもしれない。フォローしたことのない人たちのリツイートを見るのと同じように、シェアによって世界の出来事や社会問題に関する違った意見がフィードに持ち込まれることもありうる。

もちろん、あなたの噂や猫の写真もこれまで以上にバイラルになるだろうが。

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(翻訳:Nob Takahashi)