Androidスマートフォン, シェアが72%に躍進, 携帯全体の売上もやや回復基調に

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【抄訳】
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Gartnerが今朝(米国時間11/14)、世界のモバイルハンドセット業界のQ3(7-9月)の業績データを発表した。最大の特記事項は、業界全体が世界的な不況の影響を受けていることと、安価なフィーチャーフォンからの客離れが徐々に広がっていることだ。すなわち、今四半期の売上台数4億2800万は前年同期比で3%ダウンだが、その中でスマートフォンは成長を続け、47%増の1億6900万台となった。つまりスマートフォンは、モバイルハンドセット全体の約40%に達している。

ただし前年同期比で3%ダウンでも、前期(Q2)の売上台数は4億1900万だから、回復基調とも言える。

GartnerのリサーチアナリストAnshul Guptaは、“携帯電話の売り上げは2期連続で減少したが、今期は成熟市場と新興市場の両方で増加に転じた”、と書いている。とくに、世界最大のモバイル市場である中国では、スマートフォンが最大の売上増加要因である。対して、フィーチャーフォンの需要は軟化している。また成熟市場では、iPhone 5やGalaxy S Ⅲなどの新製品が売上を押し上げている。

とりわけSamsungは、Galaxy S Ⅲに引っ張られる形でスマートフォンと携帯全体の両方でトップの座を維持している。Q3における同社のモバイル市場におけるシェアは23%、これに対しNokiaは19%である。下表でお分かりのように、前年同期では、2社の関係は逆だった:

上位5社の中では、Appleはマーケットシェアを伸ばして5.5%、2360万台を売り上げた。ZTEは4位を維持しシェア3.9%(1670万台)、5位を維持したLGは、シェア、台数共に下降した。上表に見るように、台数では半減近く、シェアは約5%から約3%へと落ちている。一方、中国のHuaweiとTCLは、来期あたりLGを抜くかもしれない。

スマートフォンのみのシェアでは、トップのSamsungがQ2の30%から今Q3は32.5%へと伸びている。次位のAppleはSamsungの半分にも満たない14%だ。2社計で46.5%だが、前年同期ではこの2社がスマートフォン市場の83%を占めていた。

スマートフォンに限定した場合のOS別では、Androidが72%でトップ、前年同期比ではシェアを20%伸ばしている(下表)。台数1億2250万台は、前年同期から倍以上の増だ。Apple/iOSは、携帯全体では他社の伸び悩みでシェアを拡大した(上表)が、スマートフォンに限定すると下表のように、台数では前年同期比で増、しかしシェアでは微減となっている。しかし、本年のQ2に比べるとAppleのシェアは5%以上の減だ(台数では増だが)。

【後略: 以下は主にRIM、Symbian、Microsoftの話で、内容は上2表の数字の文章化です。Q4(10-12月)にはAppleが盛り返す、との予想も。】

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))