TCTokyo : ヤフーCOOが語る経営陣交代後の現状とこれから

次の記事

TCTokyo : スタートアップバトル優勝チームはハードウェアプロダクトのWHILL

yahoo_coo本日、TechCrunch Tokyoで最初のセッションを務めてくれたのはヤフー副社長COO兼メディアサービスカンパニー長の川邊健太郎氏だ。今年3月から経営陣を大幅に入れ替え、”爆速”を掲げているヤフーの現状や今後の狙いについて語ってくれた。

経営陣を一新し、最近では提携や買収など活発的な動きが目立つヤフー、主に何が変わったのだろうか。それは主にスマートフォンへのフォーカス、開発サイクルの回転率の向上、KPIの変更だ。

まず、スマートフォンへのフォーカスでは毎週金曜日にはスマートフォンだけで仕事をするという新しい取り組みを始めた。これはスマートフォンのアプリは参入障壁も低く、たくさんのアプリがリリースされる中で、大きくなっているサービスやアプリというのは使い勝手やニーズ感が優れている。こういったニーズ感を発見するには生活感が大事であるため、今回の取組みを始めたそうだ。

また、多くの大企業と同じように、ヤフーも大企業になるにつれ、よくありがちな承認プロセスの増加が生じたそうだ。そこを今までは小さな変更でも8個程度あったプロセスを1個、つまり、実際に作業をする本人に任せることにしたそうだ。これによって開発サイクルの回転率が向上する。

KPIの変更については、これまで主にPVやユニークユーザーを月単位で気にしていたそうだが、最近ではデイリーユニークブラウザーを重視しているという。毎日どれくらいのブラウザーからアクセスがあるのか、これを気にすることによってモバイルからのアクセスなのかデスクトップからのアクセスなのかがわかる。

そして、経営陣の交代後、特に動きの目立つ、提携や買収に関してはヤフーは自分たちが得意な分野、すなわち、広告やニュース、オークションといったコアな部分はヤフー自身でこれからもリソースをあててブラッシュアップしていく。しかし、その他の不得意(例えばゲーム)な分野に関してはGREEやDeNAと提携したように今後も進めていくそうだ。