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3ScaleがAPI管理サービスをWebサーバのプラグインとして提供し低料金化

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API管理の3Scaleが、そのサービスをWebサーバ…オープンソースのNginx(“エンジンエックス”)…のプラグインとして提供することによって、サービスの利用コストを下げようとしている。そのプラグインはNginxの上で動き、オンプレミスの3Scaleサービスに接続する。そのことによってNginxがセキュリティやポリシーなどのために提供しているモジュールに、3Scaleの分析やセキュリティの機能が加わる。

3ScalesのSteve Willmotが今日のDefragカンファレンスの会場でインタビューに応えて語ったところによると、同社のサービスの標準料金は一日のAPI呼び出し500万回(一か月に1億5000万回)までが月額2500ドルだが、無料のサービスや一日25万回月額125ドルという低料金サービスもある。

Willmotによると、Nginxに対してデベロッパはAPIのエンドポイントのURLを入力する。次に3Scaleのインタフェイスからマッピングルールを定義する。するとそれが、3Scaleへと構成され加えられる。

APIエヴァンジェリストのKin Laneによると、3Scaleはその料金のわりにはロバストなサービスを提供している。クラウドから提供される、フリーミアム方式のサービスであり、料金は基本的には従量制だ。そのサービスには、Swaggerの利用も含まれている。Swaggerは、(同社のWebサイトによると)“RESTfulWebサービスを記述し、制作し、消費し、視覚化するための仕様およびフレームワークの実装”である。3ScaleはSwaggerを使って顧客のAPIのオープンソースのスペックを提供し、APIに利用者のための対話的なドキュメンテーションを備えさせる。Swaggerによると、メソッドやパラメータやモデルのドキュメンテーションがサーバのコードに緊密に統合され、APIのシンク(同期化)を常時確実にする。

Willmotによれば、3Scaleの目標はAPIを容易に作れるようにすることだが、完全なサービスであるためにはアクセス制御や分析などの機能も重要だ。オープンソースの技術を利用することによって3Scaleは、API管理サービスを低料金で提供できている。

ちなみに完全な商用API管理サービスであるApigeeは、導入費用が10万ドルだ。Apigeeのデータ担当VP Anant Jhingranによると、同社は最近クラウドサービスを立ち上げ、そちらは無料から始まる従量制だそうだ(一日350万回以上のAPI呼び出しになると課金が発生する)。Masheryは、最低月額料金が2500ドルだ。

Jhingranは、APIの市場は広くて深い、と言う。Apigeeのようなプラットホームを望む顧客もいれば、3Scaleのようなサービスを望む者もいる。でも全体的にその市場は、多様で広範なユーザの存在から利益を得ている。

MasheryのCEO Oren Michelsの説では、3scaleのようなソフトウェアツールとMasheryのようなマルチテナントのSaaSプラットホームを、同列で比較することはできない:

われわれの方がより深いサービスを提供していることのほかに、ソフトウェアベースのソリューションには多くの隠れた費用があり、それらはSaaSのサービス料金には最初から含まれている。とはいえ、顧客にもそれなりの予算方針があり、うちは良質なスタートアップ向けに月額2500ドルからのサービスを提供しているが、サービスの内容によってはもっと高いAPI管理サービスプロバイダもある。

というわけでこの市場は広くて、しかも多様だ。しかし重要なのは、個々のプロバイダ企業よりもむしろ、コミュニティだ。3Scaleはデベロッパやさまざまなサイズの企業が、それぞれ無理なく対応できる料金で、ロバストなAPI管理サービスを提供している。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))