IntelのCEO、ポール・オッテリーニ、来年5月で退任と発表―モバイル対応の失敗が一因か

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今日(米国時間11/19)、IntelはCEOのポール・オッテリーニが来年5月をもって職を退くと発表した

プレスリリースによると、オッテリーニの退任は来年5月の定例株主総会の場で行われるという。新経営陣への引継ぎをスムーズに行うために向こう6ヶ月間の猶予を設けたということのようだ。

オッテリーニは2005年にCEOに就任し、年間売上をその年の388億ドルから2011年の540億ドルまで成長させることに成功した。しかしモバイル対応の遅れなどいくつか大きな失敗も犯している。それが今回の退任の一因かもしれない。

Intelはデスクトップとノートパソコンの世界では圧倒的な優位を誇っている。Appleでさえ、2005年にPowerPCプロセッサからIntelチップに乗り換えたほどだ。しかしIntelはモバイル市場の拡大に対する対応が呆れるほど遅かった。そのため現在でもIntelはスマートフォン市場でまったくといってよいほど存在感がない。スマートフォンのプロセッサはQualcommのようなARMベースのチップが支配している。プレスリリースの楽観的な調子とうらはらに、Intelの最近の四半期決算は低調だ

Intelのモバイル市場への参入の試みは失敗続きだった。HPと共同で取り組んだwebOSは消滅し、NokiaもMeeGoプロジェクトから離れた。Intelは単独でも推進すると言っていたが、最近ではやはり諦めたらしい。数年前にはARMと真っ向勝負するというという威勢のよい宣言を出したものの、Intelのモバイル・プロセッサ・プロジェクトはこれまで全体として成功しているとは言えない。

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(翻訳:滑川海彦 Facebook Google+