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Blumberg Capital

Facebookのプロフィールの“本物性”を判定するサービスProfile PlusがTruliooから

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正しい本人性(アイデンティティ, identity)を検証するスタートアップ Truliooが、最初のプロダクトProfile Plusを今日(米国時間11/20)立ち上げた。それはFacebookのプロフィールを分析して、にせものらしきアカウントを見つけるサービスだ。

ここ数か月多忙だった同社は、Profile Plusのロンチと並行してBlumberg Capitalからの200万ドルの資金調達と、CTOとしてAndrew Nashを迎えたことを発表した。Nashのもっとも最近の仕事は、Googleにおけるインターネットアイデンティティプロダクトのディレクターで、8月にはすでにアドバイザーとしてTruliooに加わっていた。

CEOのStephen Uffordによると、Truliooは2009年にデートサイトのための人物調査サービスとしてスタートし、その後、意欲も技術も進化していった。今では同社はインターネットの“アイデンティティ調査局(the identity bureau)”を自称し、その高い能力を売り込んでいる。UffordにもNashと同様の職歴があり、過去10年間に信用調査サービスのスタートアップを3社立ち上げている。また、カナダの信用調査機関で仕事をしたこともある。

ネット上の本人性を検証するサービスが主に使っているのは、ナレッジベースを利用するデータ確認処理の技術だ。その分かりやすい、いちばん素朴な例は、誰もが経験したことがあると思われる、“あなたの最初のペットの名前は何でしたか?”的なやつ。もちろん、もっと高度なものも、いろいろある。しかしUffordによると、その人に関する知識を利用する、このような方法は、運用が難しく、また狭い範囲に対してしかデータの有意性がない。

彼曰く、Truliooは別のやり方を使っており、“もっと低いコストでその人の人物を正しく知ることができる”。たとえばProfile Plusでは、その人の客観的な本名や自称本名の正しさを判断しない。Profile Plusが判断するのは、それが生きた人間か、それともマシンかだ。具体的には、ある企業がProfile Plusの登録ユーザになると、TruliooはFacebook Connect経由で接続しているアカウントをすべて調べ、そのそれぞれが本物の人間である確率を求める。それにより、企業がにせアカウントに対してマーケティング費用を投ずる、という無駄を防ぐのだ。

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Profile Plusのアルゴリズムを、ここで試せる。ぼくのFacebookアカウントを分析したProfile Plusは、ぼくがたぶん本物の人間だ、と言った。やれやれ、安心。そして、ぼくのアカウントを“詐称する”には、少なくとも5000時間を要するだろう、と推計した。残念ながらぼくは、Facebookにまともにログインできるにせアカウントを持っていないので、Profile Plusの本当の実力を試すことは、できなかったけどね。

Uffordが次に予定しているプロダクトは、Social Verifyという名前で、その人のソーシャルデータを調べることによって、その人の登録時の情報の正しさを推定する。Uffordによると、いずれこのようなプロダクトは、それを使っていることを消費者に開示し、オプション制にすべきだろう、という。でも、自分が機械ではなく本物の人間だ、と分かってもらえることは、けっこう、お得ではないかな?

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))