2013年春を目処にMobageのスマートフォン向けのゲームをmixiゲームに配信できるように

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先日ヤフーとの提携で先制パンチをくらわしたグリーは、今度はDeNAからその返りパンチをくらったのかもしれない。今日、DeNAはミクシィと提携して、2013年春を目処にMobageのスマートフォン向けのゲームをmixiゲームに配信できるように、mixiゲームのスマートフォン版のプラットフォームを共通化することを発表している。この記者発表は現在行われていている。

ミクシィ代表取締役社長の笠原健治氏によれば現在、1400万いるmixiユーザーのうち月に800万人がスマートフォンで利用しているのだという。これらのユーザーを相手にディベロッパーはMobageだけでなく、mixiにも同時にゲームを配信できるようになる。

DeNA代表取締役社長の守安功氏によれば、Mobageゲームのディベロッパーにとって、現在Mobageに提供しているゲームを追加の開発工程なしに、そのままmixiユーザーに提供できるようになるメリットがあるという。またmixiユーザーについては、mixi IDを使い、仮想通貨としてもmixiポイントを使いながらも、ゲームの数が増えることで、いままで以上に幅広いゲームを楽しめるという。

今後、来年1月にはmixiゲームのMobageとの共通プラットフォームの仕様公開について発表し、春にはそのサービスがスタートするという。

追記:
今回の提携には資本が絡まない。あくまでもスマートフォンのゲームプラットフォームの開発基盤を共通化して、Mobage用に開発されたゲームをmixiゲームとして提供できるところにある。DeNAも内製タイトルを持っているのでゲームディベロッパーの1社としてmixiにゲームを提供することになる。DeNAが収益をmixiから受け取るのは従来通りゲームディベロッパーとしてである(DeNAは以前に怪盗ロワイヤルのようなゲームをmixiプラットフォームに提供していた)。

笠原氏によれば、(開発基盤を共通化して)ゲームが安定成長すれば、ミクシィが目指しているmixi上の「心地よいつながり」によるコミュニケーションサービスに多くのリソースをつぎ込めると考えているようだ。

今回の提携については、排他的な契約なのかどうかについては明言は避けたが、今後のゲームの提供についてはDeNAと共同で事業を行っていく構えをミクシィとしては見せている。このあたりは、先日のヤフーとグリーとの提携(翌日にはヤフーとDeNAはYahoo! Mobageのスマートフォン分野での提携を発表している)とは様相は違うのかもしれない。

また今回の提携はスマートフォンに関する提携だが、守安氏によると今後は様子をみながら他のデバイスについても提携が広がることもあるということだった。

なお、ミクシィとDeNAはコマース分野での提携も以前に行っている。ミクシィの決算発表によれば、mixiゲームによるミクシィの売上は直近の四半期(2012年7月から9月)では17億3,400万円ある。