Microsoft、Google Glassタイプのメガネ型デバイスの特許を申請

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Microsoft-Project-Glass

今日(米国時間11/22)、Microsoftが合衆国特許商標庁に興味深い 特許を申請中であることが明らかとなった(Unwired View)。

この特許は、メガネ式のヘッドアップディスプレイに情報を表示するシステムだという。どこかで聞いたことがあるような気がしたら、それはGoogleのプロジェクトGlassがまさにそういう目的を追求するシステムだからだ。こちらの方はすでに作動するプロトタイプが公の場で使われている。

Microsoftの説明によれば、このデバイスはGoogle Glassほど野心的なものではなく、むしろ特定の目的に専門化している。特許申請によれば、このデバイスは終日装着するというより、これが便利であるような特定の状況での使用を念頭に置いている。

たとえば、野球を観戦しているときなら、選手の成績や投球の球種、速度などの情報を表示できる。特定の状況で取り出して掛けるというような使用法であれば、終日装着の場合よりユーザーの抵抗はずっと少ないだろう。

Microsoftの特許は、ライブ・イベントに参加しているユーザーに対し、視界を遮らずに関連する情報を効果的に伝えるというところに重点をおいている。

ライブ・イベントを観覧しているユーザーに対して、関連情報をヘッドマウントディスプレイで表示するコンピュータ利用システム。構成要素:ユーザーがライブ・イベントを観覧していることを認識すると、そのイベントの開催中、ヘッドアップディスプレイを通じてイベントに対するユーザーの視界を判断し、ユーザーが注視しているイベント中の対象を認識してその対象に関連する情報を検索して入手し、さらに入手した情報をヘッドマウントディスプレイに表示する。…

この拡張現実ヘッドアップディスプレイはもちろん既存のMicrosoftのハードウェア群に接続可能なはずだ。たとえばXboxとKinectと連動して高度な拡張現実ゲーム体験を与えることもできるだろう。ただしこれは申請中の特許にすぎず、特許申請の日付も比較的新しい(2011年5月)ので、いかにMicrosoftといえども、現実の製品となって登場するまでにはまだ時間がかかるだろう。

しかしGoogle Glassに対する消費者の反応によってはこの種のデバイスの市場が爆発的に拡大する可能性もある。Microsoftとしては、Googleとの間でクロスライセンス契約を結べるようにしておくためにも、この分野でできるかぎり特許を取得しておくのはたいへん賢明な戦術だ。

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(翻訳:滑川海彦 Facebook Google+