太陽光発電と非接触充電内蔵のボンサイ、Electree+がKickstarterに登場

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非接触充電が注目を浴びつつある。Nexus 4、Droid DNA、Lumina 920が揃って、Qi標準に基づくワイヤレス充電機能を内蔵搭載して発売された。今、太陽光発電と非接触充電機能を未来志向のボンサイの中に巧みに隠したコンセプトデザインが、Kickstarterの後押しを受けて現実になろうとしている。

このelectree+は、フランスのデザイナー、Vivien Mullerによるコンセプトとして生を受け、2008年に初めて紹介された。そして3年後Mullerはこれを市場に出そうと試み、価格を370ドルからに設定して予約を受け付けた。彼女の目標は予約件数400台だったが、最終的に出荷されたのはわずか200人の少数グループ宛だけだった。

このたび、electree+は太陽光発電の効率を高めるよう再設計され、低価格で大規模生産するために米国で生産される。再設計されたelectree+は14,000mAhの内蔵バッテリーを誇り、フル充電時にはiPhone 5を最高9回充電できる。枝の先に27枚の太陽光パネルを装備し、これらは最大の光線を受けるよう調整可能だ。フル充電には36時間の太陽光が必要だが、標準的スマートフォンをフル充電するためには4時間程度あれば足りる。

他には、オプションの内蔵NFCチップがあり、これはスマートフォンを置いたときに何らかのアクションを起動して、ドックモードにしたり、照明やカーテンなどのスマート家電を制御するために使われる。また特定の色に飽きたときのために、表面パネルは交換可能。しかもelectree+は環境に優しく、太陽光を吸うだけでデバイスに電力を送り込む。

electree+にはUSBポートが2基搭載されていて、うち一つはスマートフォンのように要求電力の低いデバイス向けに設計されており、もう一つは高速充電が可能なタブレット用だ。上にも書いたように、Qiに準拠しているため、Nexus 4などのQi非接触充電コイルを内蔵しているスマートフォンなら、そのままで充電できるが、iPhoneでもワイヤレス充電ケースに入ってさえいれば使える。

予約価格は199ドルからで、オプションによって変る。また、新しいelectree+を作っている人々は、最低1000台以上の予約販売を希望しているため、生産を開始するには合計20万ドル以上の基金が必要だ。これは野心的プロジェクトであるが、Kickstarterでみられる多くのプロジェクトと異なり、これはすでに製造・出荷された実績があるので、目標出荷日の2013年5月に向けて十分なチャンスがあるだろう。

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(翻訳:Nob Takahashi)