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LTE

Google Nexus 4をLTE対応にする裏ワザがあった―詳しく解説

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今朝(米国時間11/23)、GoogleのAndroidスマートフォンの最新のフラグシップ、Nexus 4が実はLTEをサポートしていたという情報が飛び込んできた。しかも比較的簡単なソフトウェアのハックだけでLTE接続が可能になるという。私は早速テストしてみたが、この情報は事実と確認できた。以下にその方法を詳しく紹介しよう。

ただし、Nexus 4がサポートするLTEはAWS帯(1.7GHzあるいは2.1GHz)だけだ。このLTE帯域はカナダとT-Mobileが最近施設し始めた4Gネットワークで使われているだけなのでご注意。

Step 1: デバイスのテスト設定を開く

通話発信用のキーパッドが無線設定の入り口だ。電話アプリを開いて *#*#4636#*#*と入力する。即座に下の画像のような設定パネルが表示されるはずだ。あるいはGoogle PlayからPhone Infoアプリをダウンロードすれば、設定変更のたびにこのシークェンスをいちいち入力しないですむ。

Step 2: 携帯無線網の方式を変更する

この画面の“Preferred Network Type”のドロップダウン・メニューから無線網の変更ができる。ここにはCDMA、GSM、LTE、またそれらの組み合わせなどが設定できる。

私の実験したところでは間違いなくLTEを有効にするには接続タイプを“「LTEのみ」に設定するしかないようだ。LTEとGSM、CDMAの組み合わせなどに設定するとHSDPA+が利用可能な場合、自動的にその接続に戻ってしまう。ただし他のユーザーでLTEとその他の方式の組み合わせでLTEに正しく接続できた例もあるようだ。

Step 3: APN設定を変更する

設定メニューからMobile Networks、Access Point Namesと進み、APN(アクセスポイント名)設定を変更する。XDA Developerフォーラムにキャリヤ別の有効なアクセスポイント名が掲載されている。カナダのキャリヤ、Rogersのユーザーの場合は、lteinternet.apnとなる。

Step 4: 接続速度を確認する

操作はこれだけでおしまいだ。無線接続方式を変更するといったん無線接続が切れ、LTEで再接続が行われる。私はすぐに接続速度をチェックしてみたが、見よ、ダウンロードもアップロードもめちゃくちゃ速くなっていた。

HSPA+接続速度

LTE接続速度

警告

これはすばらしい。私はNexus 4を今後もずっとLTE設定で使うつもりだ。しかし念頭においておく必要のある事柄が2、3ある。まず第一にこれは裏ワザだ。さして技術も要しないし、ハードウェアに手をつける必要もない。しかしGoogleがその気になればいつでもこの抜け穴を塞ぐことはできる。第2に、LTE化はデバイスの消費電力を増大させる可能性がある。バッテリー駆動時間の面でNexus4は決して成績優秀な方ではない。バッテリーのもちがどのくらい悪くなるか少々心配だ。とはいえLTEの快適な接続速度を諦める気は毛頭ないが。

もし何らかの理由で設定をもとに戻したい場合は上で説明した手順を踏んで設定し直せばよい。

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(翻訳:滑川海彦 Facebook Google+