巨大な処女市場・現金経済圏をねらうお買い得サービスKokoChé, LA東部地区からスタート

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[筆者: Sara Inés Calderón]
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KoKoChéはEast Los Angelesで生まれたGroupon的なお買い得サービスのスタートアップだが、大手サービスが無視している現金主義の零細店だけを対象とする。この夏East LAのKoreatown〜Echo Park〜Silverlake地区でロンチし、今はまだベータでAndroidのみだが、12月初めにはiPhoneでもロンチする。

KoKoChéの“ché”は“hey”という意味だが、お店は月額の会費を払うと売り出し企画を何度でもアプリのユーザに送れる。また店主はKoKoChéのダッシュボードから、売り出しの価格や頻度、予定日などをコントロールできる。

そのほかのお買い得サービスと違ってKoKoChéは、売上からのマージンを取らないし、またアプリのユーザは受け取る案内をカテゴリーや位置や値段などでフィルタできる。だからKoKoChéから送られてくる売り出しの企画は、アプリのユーザごとに異なる。案内は、たとえばこんな具合だ:

・55% off 99-cent pupusas at El Zipote from 8 a.m. to 9 p.m.
・17% off a caldo mixto dinner at El 7 Mares from 4:30 p.m. to 10:30 p.m.
〔メニュー名はスペイン語、pupusas(ププサ)は訳語が不明、caldo mixtoはミックススープ。〕

ユーザの指定は、“空腹だ”とか“退屈だ”などでもよく、案内はSMSやメール、プッシュ通知などでやってくる。また、“激辛”とか“タピオカ茶”のような指定でもよい。

ファウンダのMunir JawedとCMOのAdam Díazは、LAのこの地区の、とくにラテンアメリカ系やアジア系の住民が主対象と考えている。彼らが、ロサンゼルスの現金経済の主人公たちだ。また、店主は移民が多いので、KoKoChéの使い方を中心に、彼らへのテクノロジ教育が必要だ。

英語で出された企画を韓国語やスペイン語の案内に翻訳する作業も、KoKoChéがやる。そういう細かいサービスは、大手はやってくれない。売り出し〜お買い得企画の予算は少額で実売規模(客数)が少ないし、クレジットカードが使えない店ばかりなので、Grouponなどは手を出さないのだ、とDíazは言う。

さらに、Díazによると、現金経済は、合衆国の人口の1/3、6000万人を擁しているにもかかわらず、まだ未開拓の市場なのだ。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))