updates
os x
OS

マイクロソフト、Windowsアップデートを低価格・毎年のOS X方式へ移行か

次の記事

AmazonのS3は今1.3兆以上のオブジェクトを保存Elastic Map Reduceのクラスタ数は370万

Microsoftは、ユーザーに自社製品を使わせる最良の方法は、法外な価格のアップデートを何年かに一度だけリリースすることではないと理解し始めたのかもしれない。報道によるとMicrosoftは、ライバルAppleのように、低価格であまり劇的ではないが、全ユーザーのプラットフォームを統一するべく設計されたアップデートを毎年提供するアプローチに切り替えるという。

AppleはOS Xで類似の方法を採用してきた。これはSnow Leopardで形になりはじめ、低いアップグレード価格はその後も続き、今年のMoutain Lion公開で頂点を極めた。2011年にLionが公開されてからわずか1年後のことだ。Appleにとってこれは理にかなったモデルだ。この会社は、デスクトップOSの海賊行為を厳しく取り締まったことがなく、OSの価格がはるかに高かった時からそうだった。これはAppleがハードウェアで利益をあげ、それが主たる焦点だからだ。ソフトウェアはハードの売上を促進するための道具であり、主目的ではない。

Microsoftの場合、もしThe Vergeの情報源が正しく、この戦略導入以降のWindowsバージョンへのアップデートは低価格あるいは無料になるというモデルに移行するとなれば、その影響はまったく異なる。報道によると、そのプログラムはWindows Blueと呼ばれるバージョンからはじまると言われており、以前ZDNetが報じた内容と一致する。Windows Blueは来年半ばに公開され、ユーザーインターフェイスの変更およびプラットフォーム内部の変更に加えて、上記のような劇的価格方針の変化を伴う。

いったい何が起こったのか? Microsoftは、最近その事業方針をさまざまな形で変えてきている。第一に、Windows 8は、実は広告付きで出荷されている。第二に、配布方法としてWindowsマーケットプレイスにより大きい重心が置かれている。そして、ついにMicrosoftは独自のコンピューターハードウェアを作り、それを消費者に直接販売し始めてた。これはOEMパソコン製造パートナーへの完全な依存状態からの明確な脱却だ。こうしたMicrosoftの変化は、ソフトウェアの開発や出荷に関して同社が違う計画を追究できるようになったことを意味している。

これを、Appleで過去にうまくいった技をMicrosoftが真似ていると見るのは簡単だが、むしろ、モバイルプラットフォームの回転サイクルを模倣すべくデスクトップソフトウェアが進化しているとも考えられる。モバイルOSでは、われわれが従来デスクトップで見てきたよりも頻繁にアップデートが行われ、節目ごとに山ほどの機能が追加される他、数多くの修正アップデートがある。

もしMicrosoftが、Xbox、Windows PC、タブレット、スマートフォンなど多岐にわたるデバイスを横断して、プラットフォーム体験を統一しようと本気で考えているなら、このタイプのアップグレード方法と積極的な価格設定は十分理にかなったものだ。

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi)