Facebook、投票を廃止しInstagramデータを統合。66.8万票中88%の反対を無視

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Facebook最後のガバナンス投票終了し、総投票数66万8500のうち58万8803票(88%)が変更に反対、7万9697票が賛成だった。しかし、投票率が全ユーザーの30%に満たなかったため、Facebookは変更を実施する ― 投票システムを廃止し、Instagramのデータを統合する。Facebookは将来の変更に関して別の方法でフィードバックを受け、いずれ開始されるであろうInstagram広告のターゲティングにFacebookデータを使えるようになる。

西海岸時刻の本日(12/10)正午に終ったこの投票は、 Facebook史上最大であり、2009年4月に66万5000人が参加した投票を上回った。それでも、投票したのは同サイトのユーザー基盤のわずか0.0668%だ。投票結果が拘束力を持つ分岐点である3億票に達しなかったため、この変更に対する強い反対は提案としてのみ扱われ、Facebookは変更を遂行できる。

今後、独立監査機関が投票結果を解析してその正当性を確認する。Facebookはおそらく明日、この投票結果および同サービスの利用規約データ利用ポリシーの改訂版が発効することを発表する。

変更予定を掲示して7000件以上コメントが付けば投票にかける代わりに、今後Facbeookは、サイトガバナンスおよび規約変更に関してより定性的なフィードバックを集めることを試みる。ユーザーはサイトの最高プライバシー責任者、Erin Eganに質問を提出すること、およびFacebookのポリシー担当チームそのウェブキャストへの参加が可能だ。これはユーザー軽視と考えられるかもしれないが、以前の投票システムはひどく破綻していた。単に投票を廃止するよりも良い妥協案があった可能性は高いが、その機会は過ぎた。

Facebook Vote Results Vote OVer

Facebookによる民主主義の実験が終ったことに加え、この投票結果で最も興味深いのは、FacebookがInstagramをはじめとする同社の系列会社とデータを統合できるようになることだ。これは、InstagramユーザーがFacebookアカウントを持っている場合、Facebookの個人データを使ってInstagram上で広告をターゲットできることを意味している。もちろんInstagramにまだ広告はないが、近い将来開始すると予想する人は多い。

Instagramのミニマリスト的ユーザー登録手順と必要最小限のプロフィールは、このサービスがユーザーの素性に関して山ほどのデータを集めていないことを意味している。これは広告をターゲットする際の問題になり得る。しかしこのポリシー変更がOKされたことによって、性別、出身地、興味、職歴、その他のFacebookデータを使って、将来の広告をできる限り関連性高くすることが合法になる。ついにFacebookは、写真共有アプリに支払った7.75億ドルを直接回収し始めるつもりかもしれない。

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(翻訳:Nob Takahashi)