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IVS 2012 Fall:Mobageの北米AppStore売上上位のゲーム3本は東京製

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DeNAもGREEもゲームスタジオを世界で買収しているが、DeNAの北米での成功はどうやら東京で作られたゲームによってもたらされているようだ。これは京都で開催されている秋のInfinity Ventures SummitでDeNA代表取締役社長の守安功氏が明かしたことだ。

「世界に打ち勝つ会社・サービスの創り方」と題されたオープニングセッションでは、ほかには、LINEで快進撃を進めるNHN Japan代表取締役社長の森川亮氏、世界7カ所にオフィスをローンチさせているgumi代表取締役社長の國光宏尚氏がスピーカーとして段上に登っている。モデレーターはKlab代表取締役社長の真田哲弥氏である。

このセッション中にDeNAの守安氏は、北米のAppStoreの売り上げランキングの上位にランクされている3本のゲームがすべて東京で作られたものだと語っている。3本はCygamesのRage of Bahamut(神撃のバハムート)とMARVEL War of Heroes、そしてDeNA社内でngCoreを使って作られたBlood Brothersである(いずれもリリース社名はMobage, Incとなっている)。

これは日本でうまくいったソーシャルゲームのチューニングが世界一般に通用するということを証明している。ただ米国のゲームスタジオの買収について意味がなかったわけではないと反論している。今後は日本の成功などのノウハウについて共有することで、同じレベルになったタイミングでは、カルチャーに対する理解や現地のユーザーのニーズにたった現地のスタジオの方が優位に立てるとしている。

北米ではゲームのインストールあたりのマーケティングコストが日本より高く過ぎて、売上があがってもコストがもうからないのではないかという真田氏の質問に対しても、守安氏はそれを否定している。実際には顧客の獲得単価は日本より安いという。そして、マーケティングコストのかけ方については、ユーザーあたりのライフタイムバリューをみながら利益とバランスさせて、マーケティング費用をかけているという。

北米と日本でのKPIの特徴については、ゲームによって違うが、現在は売上をあげている上位のアプリについては、日本のほうがARPUは高いものもあるが、欧米にフィットするゲームが出てくればその水準は変わらなくなるだろうとしている。

現在、北米でARPUが上がるもの、上がらないものについてはノウハウをためている。それがプラットフォームの強みだと語っている。ただ、その実情については明かされなかった。

なお、日本で流行っているガンホーのPuzzle & Dragonsは守安氏の見解では北米でリリースされれば「流行るだろう」だった。