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電話会議の不便さ使いづらさをVoIPで解消するSpeekが$1.2Mを調達

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古典的な会議電話は、特殊な10桁の番号とパスワードならぬパスコードの入力を必要とするなど、たいへんめんどっちい。VoIPを利用してこの骨董品をリプレースしようとするSpeekがこのほど、匿名の投資家たちから120万ドルを調達した。これまで同社に投資していたCIT Gap Fundsは、ヴァージニア州のテクノロジ企業や生命科学、環境技術などの企業専門に初期的投資を行っているファンドだ。

協同ファウンダでCEOのJohn Brackenの説明によると、Speekを作った動機は会議電話のユーザ体験がひどすぎるし古いからだ。Speekの目標は、ユーザ体験をきわめてシンプルにし、同時に高品質な通話を提供することだ。

Speekは、各顧客にWeb上のユニークな“アドレス”を与える。そして顧客たちは、Speekの仮想会議卓に着席する。各人に、今誰々が会議に出席していて、今誰が喋っているかが分かる。この“誰であるかが分かる”というアイデンティティの側面が、Speekのサービスの要(かなめ)だ(これまでの電話会議にはそれがない)。仮想会議卓に着席した顧客たちは、名前やメールアドレス、彼らが常用しているソーシャルネットワークなどで同定される。

このサービスはDropboxを統合しているので、会議参加者はファイルを仮想会議卓の自分の席へドラッグできる。シンプルなチャット機能もあり、それも今誰と話しているかがビジュアルで示される。ミュートの機能もある。

完全な通話記録、すなわち会議録をあとで全員がもらえるから、内容の確認ができる。会議録にももちろん、誰の話かというアイデンティティが付く。チャットの内容の書き起こしも保存される。データの共有も可能だ。

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Brackenによると、50人100人の会議もときにはあるが、このサービスを使いやすいのは10から15人程度だ。

Speekはそのサービスを、Level3のファイバーネットワークをバックボーンとして提供する。

Speekがその一員である音声会議市場は30億ドル規模、もっと拡大解釈して統合化コミュニケーション市場とすれば、その規模は200から250億ドルだ。競合するGoToMeetingやWebExなどは、ユーザに10桁の数字とPINを付与する方式だ。

6月からベータをやっているこのサービスは、対象を小企業や、大企業内の個人にしぼっている。いずれも、従来の会議電話に代わるものを求めている人たちだ。

このサービスはぼくも気に入っている。今はまだないコラボレーション機能やWeb会議のサービスも、いずれ提供されると期待している。チームのメンバーは精鋭揃いで、Brackenは2001年にTicketmasterが買収したEvite.comの協同ファウンダだった。CTOのDanny BoiceはJaxaraのファウンダで、そこは2006年にPantheonに買収された。

Speekを使うと、電話会議が快適なものになる。ぼくは、電話会議がやたらと多い。従来の会議電話の、10桁の数字やパスコード、音声によるプロンプトなどは、毎回いらいらする。今誰が喋っているのか、も分からない。ユーザ体験をビジュアル化し、使いやすくするSpeekのような代替方式を、そろそろ市場は求めているはずだ。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))