サーバの売上台数では世界一のDell, しかし利益はOpenStackのソリューションから得るつもりだ

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michaeldell

Dellの会長でCEOのMichael Dellが今日(米国時間12/12)のDell Worldカンファレンスのキーノートで、Dellは北米とアジアではサーバの市場占有率第一位で、全世界の稼働台数は64000と言った。

Dellしかし、その主張の出所を言わなかった。総台数についても、一般に公開されているデータはない。そういう数字は、IDCのアナリストMatt Eastwoodが詳しいらしい。Twitterで彼に聞いたら、こう答えた: “Dellはサーバの台数では第二位、x86サーバの売上では第二位、サーバ全体の売上では第三位だ(いやらしいメインフレームがまだ頑張ってる)”。

Dellは着実にサーバの売上を伸ばしてきた。市場は縮小気味だがその中でDellだけは第三四半期でシェアが増えた。Eastwoodの言うメインフレームとは、たぶんIBMのことだろう。台数は少なくても一台あたりの売上金額はでかい。

Dellの言う市場占有率とは、売上ではなく台数ベースだ。売上ではトップはIBMの35億ドル、二位がHPで33億ドル、Dellは21億ドルだ。

サーバは鶏工場の鶏たちのように、棚にぎっしり詰め込まれている。鶏工場と同じく、数日おきに技術者が通路を歩いて死んでるやつをつまみ出す。死因はサーバルームの熱だ。サーバは今やありふれた日用品だ。安いから、Dellに限らずメーカーの利益にあまり貢献しない。

しかしDellがテキサス州オースチンで開催したDell Worldに数千人を招待したのは、サーバを売るためではない。Dellはソリューションを売りたいのだ。そしてそこに、OpenStackが登場する。今日Dellは、このDIYのオープンクラウド努力のサポートを、公式に表明した。DellはOpenStackの上に、プライベートやパブリックのクラウドプラットホームを作っていく。その第一歩として今日は、OpenStackによる同社のプライベートクラウドDell Cloud Dedicatedの、テクニカルプレビューをリリースした。

そうすると、これからのDellは何だろう? HPが取り組んでいるように見えるAmazon Web Servicesのコピーではない。むしろ、新しいドレスを着たいけど自分では着付けができない/むつかしいという企業は、Dellにお願いして着させてもらうとよいだろう。つまり、企業のクラウド化をお手伝いするカスタムサービスだ。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))