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Huffington Postが朝日新聞と合弁で日本版を来春にもスタート

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Huffington PostAlexaによれば全米でもっともよく読まれているニュースサイトで、現在はAOLの傘下にある。そのネットワークは世界に広がりつつあって、米国外ではカナダを皮切りに英国、フランス、スペイン、イタリア版がスタートしている。フランスではLe Mondeと、イタリアではGruppo Espressoといったようにローカルな新聞と組んでその事業をスタートさせてきた。

そしていよいよその日本版が登場する。Huffington Post Media Groupはパートナーとして朝日新聞を選び、両社で合弁会社を設立して、来春にもHuffington Postの日本版をスタートさせることを発表した。ただし、合弁会社の出資比率や役員などについては明らかにされていないし、運営者としてのチーム構成もまだ決まってはいない。

2005年にスタートしたHuffington Postは、ニュースメディアでありつつも数多くのブロガーを採用してきたこと、ソーシャルメディアを積極的に活用してきたこと、またコメントシステムによってトピックについての議論を活性化させたことで急速にその勢いを拡大してきた。ユーザーの活用度に応じてバッジなどを与えるゲーミフィケーションの要素もいち早く取り入れてきた。comScoreのデータによればこの10月には米国で4,600万人の利用者がいるという。日本版も同様のシステムで運営されることはわかっている。

Huffington Postの設立したAriana Huffingtonは政治コメンテーターとして全米ではよく知られた存在で、その影響もあって政治ニュースサイトとしての特徴が色濃い。この4月には米国ではピューリッツア賞を獲得するなど既存の新聞と遜色ないほどに編集体制に力をいれている。最近では調査報道にも力を入れているという。また、ブロガーとしてオバマ大統領もや俳優のジョージ・クルーニーなど有名人もポストするなど、さまざまな人たちが関わっているのが特徴的だ。日本ではコンテンツなどがどのようになるのは前述のようにまだ決まっていないが、このスタイルに追随するものと思われる。

4月以降のスタートということだが、国内ではニュースサイトはすでに激戦区で、BLOGOSなどHuffington Postのフォロワーともいえるサイトがすでに存在する中で、Huffington Postがどこまで成長するかはまだ未知数だが、新たなオピニオンが読める場所として存在するのだとすればそれはそれで興味深い。

なお、TechCrunch JapanはAOLの内部にあり、このプロジェクトの進行については私自身が知ることができる立場にあることについて付記しておこう。