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HTML5とCanvas 2Dの標準規格(機能定義)が最終確定, HTML 5.1の作業草案も発表

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本誌はかなり前からHTML5関連の記事を載せているけど、でもこれまでは、最終的に確定したHTML5の規格というものはなかった。そして今日(米国時間12/17)、World Wide Web Consortium(W3C)は、HTML5Canvas 2Dの標準規格が…その機能集合の定義が…最終的に完成した、と発表した。W3Cによると、これによりデベロッパは、“実装や企画のための”安定的ターゲットを得たことになる。

HTML5がW3Cの標準規格として確定するまでの手続きが、あと二三あるのだが、それらはいずれも形式的なものだ。そういうものがすべて終わるのは、W3Cによると2014年半ばだそうだ。でも、そんなことより今日から重要なのは、HTML5というものが、デベロッパが安心して開発ターゲットにできる安定的な規格になったことだ。

W3CのHTMLワーキンググループの副議長でMicrosoft Canadaの社員Paul Cottonが今日こう述べている: “HTML 5.0の最終規格とCanvasのリコメンデーションに今後新たに加わる機能はない。少数の機能に“at risk”(リスクあり)のマークが付いているが、そのほかについてはデベロッパも企業も実装や企画の目的として、それらが最終的なHTML 5.0およびCanvas 2Dリコメンデーションであることを信頼できる”。

“Webテクノロジのリーチが広くなり、多くの利害関係者が安定した標準規格を要求している”、W3CのCEO Jeff Jaffeは今朝の声明文でこう述べている。“本日をもって、企業は今後何年もHTML5として依拠できるもの、ひいては消費者が求めるものが、何であるかを知り、またデベロッパは、スマートフォンや自動車やテレビジョンやeブックやデジタル署名や未知のデバイスに到達するために磨くべきスキルが何であるかを、確実に知っている状態を獲得する”。

次はHTML 5.1だ

W3Cは今日、そのほかに、HTML 5.1Canvas 2D, Level 2のドラフト(ほとんど空文)を発表した。それらの策定作業は現在、“HTML5のアクセス性、応答的画像(responsive images)、適応ストリーミング(adaptive streaming)を改良するための拡張”に注力している。MicrosoftのPaul Cottonによると、HTML 5.1の作業は“HTML 5のときよりも相当迅速に進められている”そうだ。彼の予測では、HTML 5.1のリコメンデーションが発表されるのは2016年だ。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))