モバイルゲームを録画するKamcordが躍進, Andreessen Horowitzらから$1.5Mを調達

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Y Combinator出身のKamcordが、そのモバイルゲーム録画機能のSDKを公開してからほぼ4か月になるが、その間同社は大きく躍進したようだ。本日(米国時間12/19)Kamcordは、Andreessen Horowitz、Google Ventures、Tencent、Yahoo!のCEO Marissa Mayer、Redditの協同ファウンダAlexis Ohanianなどなどから計150万ドルのシード資金を調達した。

Kamcordの超簡単な画面録画機能を採用しているゲームは、今年初めの同社の公式ローンチ以降、倍以上に増加し、その機能を実際に使っているユーザも同様に急増した。ほんの2週間前には、Kamcord機能のあるゲームのプレーヤーたちは毎秒3つのゲームプレイを録画していた。その数が今では7になり、KamcordのCEO Matt Zitzmannは、録画SDKの利用でさらにそれが増加すると確信している。

“最近は、いろんなゲームデベロッパからの引きあいがある”、と彼は言う。“これ(録画機能)がゲームの中核的な機能の一つになる、という認識が彼らにあるから、今後も今のようなペースで成長が続くだろう”。

それでなくても、Kamcordの今後の成長の余地はまだまだ大きい。ここ数年、ネット上のビデオの中には、ゲーム関連のビデオが爆発的に増えている。Machinimaの常連クリエイターだけでも、今年の4月にはYouTubeの上で16億のビューを稼いだし、Huluのような大手ストリーミングサービスも最近、ゲームのコミュニティを新たな顧客層としてねらい始めている。

それでもこれまでは、モバイルのゲームは比較的無視されていたが、しかしKamcordの考えでは、ゲームの録画が一般化するに伴って、ビデオ世界からの無視という状況はなくなる。Kamcord機能のあるゲームのプレーヤーたちは、自分の戦果をYouTube上で容易に共有でき、それによって二つのことが実現する…一つはプレーヤーの(たぶん健全な)エゴの誇示、もう一つはそのゲームの効果的かつ無料の宣伝になること。実はぼくも、今年の8月にKamcord対応のゲームをいくつかプレイしてみて感心した。すばらしい機能なのに、ゲームプレイをほとんど邪魔しないのだ。

ところでKamcordは、今度のシード資金を何に使うつもりだろう? 創業チームの給与に充てることももちろんだが、CEOのZitzmannの考えでは、優秀なデザイナーを雇用して、アプリの構造やルックスをアップしたい。そのあと2013年には、“チームを毎日缶詰め状態にする”気だ。

もちろんKamcordがまだ仕留めていない大きなゲームプラットホームが残っている。Androidだ。彼らに関心がないわけではなく、Zitzmannによると、まだなにしろ少人数の企業なので、そこまで手を広げられない。だからSDKも、とりあえずiOS優先で磨きをかける。ただし来年以降は、“Androidが必ずうちの俎上に乗るだろう”、ということ。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))