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iOS向けGoogle MapsのSDKを使った初めてのアプリRoamzは3Dビューを巧妙に利用

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Roamz_iPad_Map

Webとモバイルでローカル検索を提供しているRoamzが今日、新しいiOS用Google Mapsの、SDKを早くも利用したiPadアプリを顔見せした。リリースは年明けを予定している。Google Maps iOS SDKは、今月初めにGoogle Maps for iOSの提供と同時に公開され、自分のアプリの中で地図を使いたいデベロッパは、AppleのMapsでなくGoogle Mapsを使えるようになった。

そのSDKは2Dと3Dの両方のビューをサポートしているから、ユーザはタッチ画面上のジェスチャーを使って地図を傾けたり回転させたりできる。とくに今回Roamzは、3Dを巧妙に利用している。同社はTwitterやFacebook、Foursquare、Instagramなどのリアルタイムポストを利用してユーザに近辺のお店などを教えるが、今回はGoogle Mapsの3Dアングルを使って建物の上にソーシャルコンテンツをオーバレイする(上図)。

“うちがやろうとしているのは‘ソーシャルのためのストリートビュー’だ”、とRoamzのファウンダJonathan Barouchは説明する。“たとえばユーザがニューヨークの通りを歩いていると、建物からソーシャルな情報が飛び出てくるんだ。3DマップのAPI/SDKで、こんなことができるのは、ほかにないと思う。うちとしては、待望の機能だよ”、と彼は付言する。

Roamz_iPad_Place

3Dマッピングのこの巧妙な利用は、まずiPadアプリケーションに登場し、iPhone用に実装されるのはすこし後になる。Barouchによると、3D地図付きのローカル検索(通常は半径1マイルの範囲)はiPhoneの方が需要が多いと思われるが、iPadアプリではもっと広い範囲での発見ができる。同社は最初、つまり、今のようなユーザの探したい意思に対応する方式に今年初めに変える前には、ユーザが意外な発見をする楽しみを中心とする、アプリだった。今のRoamzは、ユーザが、「自分が今いるところの近く」に(たとえば)「おいしいコーヒーショップ」を見つける、というように目的限定型だ。

iPadアプリは、意外で思いがけない発見という同アプリのルーツに戻るものではないが、範囲がやや広がる。だからBarouchは、“旅行のときなどの発見に適している”と言う。“たとえばぼくがパリに行ったら、まず何を探すべきかも分からないだろう。でもいろんな建物やお店の情報が3Dでたくさん出たら、そこからおもしろそうなのを選べる。ユーザの関心に沿うような情報だけを提供するから、完全に意外性の世界ではないが、むしろそのほうが実用的で便利だろう”。

Barouchによると、最近はFacebookも、Nearbyを立ち上げてローカル検索を提供するようになった。でも、“「これがローカル検索だ!」というもの(決定版、デフォルト標準)はまだない。今は誰もが、違う角度からそれに取り組んでいる”。

そのiPadアプリもリリースはまだだから、本誌はBarouchにデモの制作を頼んだ。下のビデオで、Google Maps SDKがアプリ上で実際に使われている様子を、見ることができる。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))