使用カメラと出力先を特定しない‘普遍的’ライブストリーミングデバイスをUstream/Teradekがリリース

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ライブのビデオをストリーミングできるサービスUstreamが、Teradekと共同で、HDMIをカメラ接続インタフェイスとするストリーミングデバイスを699ドルで新発売する。LivestreamのBroadcasterと同じく、使いやすくて、HDMI出力のあるカメラならほとんどどれでも使える。

TeradekのCEO Nicol Verheemはこう言う: “うちはライブストリーミングのビジネスをもう2年以上やっており、どこよりも多くのエンコーダを売ってきたと思う。その間にわれわれが学習したのは、どの顧客もほとんど同じ要望を持っていることだ。それは、‘シンプルで安くして欲しい。しかしカメラは自分が選んだものを使いたい’だ”。

そこで、今回の新製品VidiUは、使用カメラを問わない。そのままでUstreamやLivestreamを統合している。それだけでなない。VidiUには汎用インタフェイスRTMPがあるので、AkamaiやLimelightなどのTier 1 CDNにも対応する。そのほか、Brightcove、Justin.tv、Ooyalaなどなどに対しても使える。

LivestreamはBroadcasterで大敵Ustreamに一撃を食らわした。アマでもプロでも使える安価なプロシューマ(pro + consumer)製品として、ほんの数分でビデオストリーミングを開始できる。負けていられないUstreamは、同じくどんなカメラでも使える対抗製品を出さざるをえない。

しかしそれでも。VidiUの方が200ドル高い。まず出力のクォリティが、Broadcasterの720p/2.5Mbpsに対して1080p/5Mbpsだ。この差は、LTEのグローバルな普及とともにより大きく目立つだろう。電池も、Broadcasterの単三に対しVidiUはふつうのリチウムイオンだ。さらにVidiUでは、iOS製品をリアルタイムモニタとして使える。

このように、やや高いVidiUの方が機能性も高いから、Ustreamは顧客がこちらを選んでくれると期待しているのだろう。同機は、デフォルトのストリーミングプラットホームがUstreamになっている。

Verheem曰く、“使用カメラや出力先を特定しない普遍性が強みだが、多くのユーザにとってはUstreamがいちばん無難だろう。一定期間、無料ユーザでありたいなら、なおさらだ。だからうちとしても、Ustreamをおすすめする”。なお、VidiUの発売は2月だ。

UstreamやLivestreamに対して、ほとんどどんなカメラでも使えるということは、これからは簡易なライブビデオのクォリティが大きくアップすることを意味する。しかもそれは、ライブビデオストリーミングのユーザ人口を、一挙に増やすだろう。猫も杓子も、いろんなイベントをライブで‘放送’するようになるのだ。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))