CES:フロアの雑踏から遠く離れて取材してみた―テレプレゼンス・ロボットDoubleの受注は順調
CESもいいがあの雑踏が我慢できないという向きはDoubleを1台手に入れるべきだ。このテレプレゼンス・ロボットはiPadが顔になっている。誰かに頼んでDoubleを連れてCESに行ってもらえば、いながらにして現場を歩きまわっているような体験ができる。たいへんうまい話ではないだろうか。
というわけで上のビデオでさっそくJohn Biggsがその実験を敢行している。JohnはCESのTechCrunchブースに詰めたままでフロアをライブストリーミングで取材中のJordan Crook、Greg Kumparakに合流した。
Jordanがビデオで説明しているとおり、DoubleはiPadをスタンドの上端に載せたセグウェイのような外観だ。ユーザーは別のiPad、あるいはiPhoneで操作する(われわれの過去記事はこちら)。ユーザーとDoubleの間がインターネットで接続されている限り、Doubleはユーザーの目と耳となって情報を送り返してくる。CESのフロアのようにトラフィックが輻輳した場所でも作動したのだから、たいていの場所で作動するだろう。
Double RoboticsのJay Liewによると売れ行きは期待よりはるかに好調だという。すでに45カ国から900台の注文があるそうだ。90%はビジネス用途で、Doubleでは増産の態勢を整えているという。
Doubleは予約販売で価格は1999ドルとなっている。
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(翻訳:滑川海彦 Facebook Google+)