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企業のOpenStack実装展開を助けるMirantisが$10Mを調達

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OpenStackを実装・展開して自社のクラウドインフラを構築したい、と考える企業を助けるMirantisが、Intel CapitalらによるシリーズAの投資ラウンドにより、1000万ドルを調達した。Dell VenturesとWestSummit Capitalもこのラウンドに参加した。Mirantisはこの資金を“成長資金”と呼んでおり、とくに、OpenStackの人気が盛り上がりつつある中国への進出を構想している。

Mirantisはサービスを提供する企業で、また、周知のように、OpenStackはいわばクラウドのためのオープンなオペレーティングシステムだ。企業はその機能を使って、自社独自の分散エラスティック(伸縮自在)なインフラストラクチャを構築する。

ただし、企業がOpenStackをその細部まで勉強して、自信をもって使いこなせるようになるまでがたいへんだから、そこにMirantisのようなサービス企業の出番がある(OpenStackの基本構成部位は、コンピューティング、ストレージ、ネットワーキングの三つだ)。OpenStack OSというかプラットホームは、Linuxなどにも似て、そのオープンな共同開発に参加しているデベロッパのコミュニティが提供している。現状のOpenStackはすでに安定性も良くて、AT&TやCiscoなども自社のインフラの構築に利用している。

Mirantisも実は、OpenStackの創設メンバーの一人だ。同社はそのコミュニティの一員として、多様な機能を統合するためのフレームワークのライブラリを開発した。たとえばMirantisにあるPuppetライブラリは、インフラの自動運転のためのライブラリだ。

ただしそのライブラリは、今のところ、Mirantisが直接そのアクセスを提供していない。同社は、Dellなどと協働してクラウドインフラストラクチャを構築する際に、その中でライブラリを使っている。しかし最終的な目標は、エンドユーザ(デベロッパ)が直接アクセスできるようにすることだ。それには、ライブラリをより使いやすくすることも必要だ。

Mirantisはこれまでの18か月で30以上のOpenStack展開プロジェクトの開発を支援した。その顧客の中には、NASA、WebEx、Gap、PayPal、Internap、AT&Tなども含まれている。

今年はいよいよOpenStackの本格的な成長が始まる年だ。そしてその成長を支えるのが、各企業におけるクラウドインフラの実装と展開を助ける、知識と経験豊富なサービス企業だ。Mirantisのような。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))