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タッチスクリーン上に物理的なボタンを出現/消滅させる夢の技術。リアルな「プチプチ」も登場間近?

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去年も話題になっていたが、目の前でみると改めて驚いた。本当の目的とは違うかもしれないけれど、「プチプチ」アプリケーションにも使えるかもしれない。

今回ご紹介したいのはTactus Technologyの生み出した技術だ。マイクロ流体技術(それに、多少の「魔法」が加わっているんだと思う)を使って、タッチスクリーン上に、ほんとうに凹凸を持つボタンを生成するのだ。あっという間に現れるが、必要なくなればやはり直ちに消し去ることもできる。CESのTCブースでデモをしてもらったのだが、これほど人気を集めたものは他にない。Pebble WatchOculus Riftも、あるいはRazer Edgeでもこれほどの注目は集めなかった。TechCrunchスタッフも誰もが、ついにやってきた理想のタッチスクリーンに触りたがって大騒ぎとなった。

上掲のビデオの中で、TactusのCEO兼ファウンダーのCraig Cieslaが、このタッチパネルで用いている技術について説明している。説明資料(ホワイトペーパー)もこちらにある(PDF)。ただ、どういう仕組みになっているかなど理解しなくても凄さはわかる。実際に機能するし、とても便利に使えるのだ。

今回デモしてもらったデバイスではAndroidで動作する。Androidがキーボードを呼び出す指示を出すと、ほぼ瞬間的に画面上に(物理的な)キーボードが現れるのだ。指先にすこし引っかかりを感じる程度の出っ張りをもっている。キーを押したかどうかわからない頼りなさとおさらばすることができる。そしてAndroidがキーボードを消す指示を出すと、キーボードはあっというまにスクリーンに溶け込んでしまうのだ。Cieslaによると、配列などは自由に実現できるのだとのこと。つまり再現できるのはQWERTYキーボードだけではないのだ。つまりはゲームパッドのようなものも表示(構築)できるわけだ。

Tactusは自前のタブレットやスマートフォンを製造するのではなく、技術をOEM提供していくことにしている。カメラ画面での実装について話が進んでいるところなのだそうだ。年末までにはこの技術を採用したガジェットを見ることができそうだ。リアル・プチプチについての言及は、なかった。

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(翻訳:Maeda, H)