ABI Research:Appleのスマートフォン市場占有率は2013年の22%が頂点となる見通し

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Image (1) apple-logo.png for post 12922iPhoneを提供しているAppleの市場シェアは、本年2013年にピークを迎えるだろうというレポートが出ている。ABI Researchによるもので、Appleの全世界でのシェアは5分の1を少々上回る(22%)ことになるだろうとしている。そしてその後は2018年まで同じような状況が続き、その間、サムスンが首位に立つことになるそうだ。こうした内容をまとめているのは、Mobile Handset Marketsと題されたレポートだ。

「サムスンに異常事態が起こらない限り、技術、ソフトウェア、販売台数などにおいて、2013年以降ずっとAppleがサムスンを追いかけるような展開になるだろう」とシニアアナリストのMichael Morganは言っている。

ABIのレポートにもあるように、2012年にサムスンは全世界のスマートフォンマーケットにおけるシェアを8%から30%以上にまで伸ばすことに成功した。韓国のメーカーであるサムスンは、これまでのところはGoogleのAndroid OSに高く依存してきた。出荷台数のうち90%がAndroid搭載機となっているのだ。しかし今後、サムスンがどのOSにテコ入れするかによって、スマートフォン界のOS人気は逆に影響を受けることになりそうだとしている。選択肢としてはたとえば自前のBadaがあり、Intelと共同で進めているTizenがあり、そしてMicrosoftのWindows Phoneという選択肢もある。

サムスン自身、Androidへの依存度を下げるために対応OSの多様化を図りたい考えだ。たとえば今月にも、年内にTizenデバイスをリリースするというニュースが流れていた。

レポートには、2014年には携帯電話全体におけるスマートフォンの割合が5割を超えるだろうという予測も記されている。そして2018年までには累計24億台のスマートフォンが出荷されることとなり、携帯電話出荷台数の69%を占めるようになるだろうとしている。ローコストなスマートフォンも登場し、市場拡大の一助となるだろうともしている。低価格スマートフォンに採用されるのはやはりAndroidで、2018年までには250ドル未満の値付けをされたスマートフォンが全体の62%を占めるようになるだろうとのことだ。

また2018年までには、LTE対応機種は全携帯電話中では3分の1強(35%)の出荷台数率となり、スマートフォンの中では半分ほどを占めるようになる。つまりLTEは歴史上最も高速に普及することになるワイヤレスWAN技術ということになると、レポートは指摘している。

但し、これがそのままLTEの「普及」を示すものではないようだ。電話機側にLTEチップが入っていても、LTEが使われることになるかどうかはわからないからだ。「iPhne 5が大成功をおさめ、そして他メーカーからもLTE対応機種が多く出てきています。しかし中にはLTE対応機種を購入しつつも、LTEネットワークが物理的に存在しない地域の人もいます」と、シニアプラクティスディレクターのJeff Orrが述べている。「iPhone 5を見てもわかるように、人びとはたとえLTEが不要であっても、他に欲しい機能があれば高額なLTE対応機種を購入しているわけです」とのことだ。

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(翻訳:Maeda, H)