ソーシャルランチが大幅リニューアル — ビジネスランチから就活支援コミュニティへ

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ソーシャルランチ昨年12月に創業から1年4カ月という早さでDonutsに買収されたソーシャルランチが早速大きく動くようだ。これまでは主に社会人同士がランチ時間を利用してビジネスの交流を深めるサービスとして運営をしてきたが、2月からテーマを変更し「学生向け就活支援コミュニティ」となる。

社会人×社会人ではなく、社会人×学生の組み合わせでランチをして、学生が社会人に就職活動やキャリアの相談をするというコミュニティサービスにリニューアルする。

ソーシャルランチはユーザー数が昨年12月時点で約6万人とそれほど多いわけではないが、順調に成長を続けてきたサービスだ。それにも関わらずテーマを変更した理由は、ランチ成立率やリクエスト数などのデータ、アンケートの結果などを見ると、学生と社会人、それも就職活動中の学生と有名企業の社会人との組み合わせが一番スコアが良かったからだそうだ。

「学生にとって1社目の就職活動は人生がかかっていると言っても過言ではない。しかし、現在の就職活動は採用媒体や人事による説明会といった少ない情報を基に企業を選ぶ状況になっている。このような状況が人材のミスマッチや、内定率の押し下げに繋がっているのではないか。」と元シンクランチ代表取締役社長で現在、Donuts社長室室長の福山誠氏はいう。

大学のキャリアセンターも上手く機能しておらず就職難が叫ばれる中、学生にとって価値のある場を提供しようというわけだ。

また、2月のリニューアル後は社会人同士のビジネスランチが廃止される。今までアクティブに社会人同士の繋がりを構築していたユーザーには少し残念だろう。今までの機能を提供しつつ、就活支援コミュニティを新機能としてリリースする選択肢もあったが、あえて廃止した理由については「コミュニティサービスを上手く運営していくためには、そこにしかない価値をユーザーに分かりやすく提供する必要がある。一部の機能やスピンオフという形では両方とも結果として上手くいかないのではないか。」と福山氏は語ってくれた。

このため、機能面でも変更がある。ビジネスランチが廃止されたことで、今までのように2対2のペアランチという枠組みは無くなり、社会人は1人か2人で日時と場所を指定し、学生が2人から4人でランチを申し込む仕組みとなるそうだ。

しかし、就活支援となると学生にはインセンティブが大いにあるものの、社会人からすると以前よりもサービスを利用するメリットが減ってしまうかもしれない。なので、リニューアル後は社会人のインセンティブを保つためにランチ回数や学生からの評価といったインセンティブプログラムを提供する他に、就活支援を行う非営利団体とも提携を行うそうだ。

なお、リニューアルは2月1日、事前登録は本日開始だ。(事前登録はこちら