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写真共有アプリケーションにも未だチャンスあり ― EyeEm、iTunesランキングでInstagramを上回る

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EyeEmベルリンに拠点をおくスタートアップによる、新しい写真共有ないしフィルタリング機能を提供するアプリケーションが人気をあつめつつあるようだ。名前はEyeEmで、アメリカ国内のiOSランキングを見ると、堅牢と思われたInstagramの牙城を突き崩しつつあるようにすら見える。1週間前の段階では「写真/ビデオ」のジャンルで242位だった。しかし先週のある時点ではYouTubeに続く2位となっていた。そして昨日の段階では無料アプリケーション全体の中で20位になっていたのだ。Instagramはといえば22位だった。

この動きを取り上げて記事にしていたのは、ソーシャルフォトグラフィー・ブロガーのDirk Singerだ。AppAnnie.comを見ていて気づいたのだとのこと。もちろんInstagramの域に到達するためには、まだまだ大変なことだ。しかし、この急成長を見る限り、皆がInstagramに満足しきっているというわけではないようだ。まだまだ面白いものを探している人が多いのだろう。

EyeEmの急成長を支えたのは「口コミ」であるようだ。そのきっかけを作ったのはInstagramの利用規約変更だったことは言うまでもない。やはりInstagram競合のひとつであるTadaaも、利用規約変更に伴う騒ぎにより、人気を増すことになったのだとのこと。

12月20日、EyeEmはアメリカのアプリケーションチャートの「写真・ビデオ」カテゴリで6位につけていた。この3日前にInstagramの利用規約関連騒動が起こっていた。ドイツのテック系ニュースサイトであるNetzwertigによると、そこからいったん順位を下げて1月12日の時点では232位になった。しかしその翌日に9位にジャンプアップし、そしてついにはYouTubeに続く2位になるという動きを見せているのだそうだ。

共同ファウンダーのFlorian Meissnerによると、EyeEmの人気爆発はテキサスのハイスクールで端を発したそうだ。そこから全米に広がっていったということのようだ。EyeEmのスクリーンショットがInstagramやTwitterに投稿されるようにもなったのだそうだ。「最近の動向としては、日々6桁の人にサインアップして頂いています」とのこと。また「アップロードした写真についての権利は未来永劫に渡って投稿者に帰属します」という文章もリリースしている。

またTwitterのフォロワー数もこの1週間で30000名から63000名へと倍増している。

「最近の動向を受けても、私たちの将来プランに変更はありません。ベストかつ最も美しい写真コミュニティを生み出して、それに基づいた利益構造を構築していくことです」とMeissnerは言っている。

ところで写真をこよなく愛するコアユーザーたちは、最近になって爆発的に増えたティーンエイジャーの「selfies」(自分撮り写真)に辟易しているようだ。しかし、写真アプリケーションが流行り始めるときというのは、そういうものなのかもしれない。

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(翻訳:Maeda, H)