2012年の「ゴリラ・ガラス」売上額は10億ドル超。Corningの四半期売上げは新記録を達成

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corning-gorilla-glassCorningが四半期業績のアナウンスを行った。四半期毎の純利益こそ落ちたものの、年率14%の売り上げ増はウォール・ストリートの予測を上回るものとなった。2012年第4四半期の売り上げは、21億4000万だった。iPhoneやiPadにも利用され、他にも多くのスマートフォンやタブレットで利用されている非常に頑丈な「ゴリラ・ガラス」の年間売り上げは、10億ドルを超えることとなった。

「ゴリラ・ガラス」の好調に支えられ特殊素材事業の売り上げが年間で68%増となり、四半期毎の成績でも前期比10%の伸びとなった。Corningによれば全世界10億台以上のコンシューマーないしITデバイスにて「ゴリラ・ガラス」を採用されているのだそうだ。Corningは「ゴリラ・ガラス3」を発表するなど、さらに特殊素材事業の拡大を目指している。ちなみに「ゴリラ・ガラス3」はCES2013で行ったストレステストが大いに評判を呼んだ。他社ガラスと比べた場合はもちろん、以前の「ゴリラ・ガラス」と比べても、強さを大いに増している。

尚Corningは、ケーブルを長くしてもデータ転送時のスループットに影響を及ぼさないThunderboltないしUSB 3.0ケーブルなどの開発も行なっている。ケーブルは外部電源不要のタイプながら、上り下りの同時利用で10Gbpsの伝送速度となっている。またUSB3.0では5Gbpsとなっている。Wi-Fiを使いまわすことによる速度低下などを避けたいオフィスないし家庭用途で、今後の成長分野として期待されている。

Corningは今後、サムスンのフレキシブル・ディスプレイなどと競合していくことになる。しかしモバイルコンピューティングはますますの成長分野と期待されており、この分野のデバイスが数多く販売される中、当面は好調を維持するものと考えられている。

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(翻訳:Maeda, H)