Amazon、Kindle Fire HD 8.9インチを299ドルから269ドルに値下げ―ヨーロッパと日本でも発売へ

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Amazonは先ほど、8.9インチのKindle Fire HDを値下げすると発表した。Wi-Fi版が269ドル、Wi-Fiプラス LTE版が399ドルとなる。同時にKindle Fire HD 8.9はイギリス、ドイツ、フランス、イタリー、スペイン、日本で発売が開始される。カナダでの発売は今回見送られた。

これまでKindle Fire HDはヨーロッパでは7インチ版のみ入手可能だった。今後ヨーロッパと日本でAndroidベースのタブレットのシェアが増加することになるだろう。

AmazonがKindle Fire HD 8.9インチを他の国で発売するには生産態勢をさらに整備する必要があるようだ。John Biggsは日常使うのにすこしばかり大きすぎるとしている。

依然としてAndroidのタブレット・アプリの多くはスマートフォン・アプリの画面を拡大しただけのものだ。デベロッパーはAndroidタブレットをスマートフォンとは別個のプラットフォームとして認識する必要がある。IDCは2013中にAndroidタブレットの出荷台数がiPadを抜くと予測している。これはモバイル・アプリのデベロッパーや関連するスタートアップにとって1つの転機になるかもしれない。

独自のスマートフォンを開発しているという噂に対してAmazonは依然コメントを避けているが、タブレットではすでに小型版から大型のLTE版までさまざまなモデルを発表している。Amazon AppstoreでAndroidアプリを配信するというのは重要な一歩になるだろう。多数のタブレットをターゲットにするのであればGoogle Playだけでは不十分だ。

いつものとおりAmazonは販売台数をまったく発表しないのでKindle Fireシリーズが現実にどれほどの人気を得ているかを推測するのは難しい。Amazonのタブレットに事実、人気が集まっているようならGoogleのAndroid戦略にとってはマイナスとなる。Amazonは独自のタブレットのためにAndroidの別バージョンを作ったため、タブレット版を持たないGoogleアプリの多くがKindleアプリに抜き去られることになるかもしれない。

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(翻訳:滑川海彦 Facebook Google+