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YC出身の宅配ボックスサービスSwapbox、Google傘下のライバルBufferboxのベイエリア進出にも動揺せず

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宅配便がホットな分野になることなど誰が予想しただろうか?しかも物理的なロッカーの設置が必要なのに。先週本誌はGoogleが最近買収したBufferboxがサンフランシスコのベイエリアほの配達サービス進出を計画していることを報じた。もちろん買収された後Bufferboxがどうなるかは誰にもわからなかったので、これもY Combinator出身のSwapboxが隙間を埋めようと参入した。

今日(米国時間4/9)Swapboxのファウンダーと話したところ、彼らの計画も戦略も「変更なし」とのことで、どうやらBufferboxが現在のカナダから手を広げてベイエリアにやって来ることは計算済みだったようだ。

最近Swapboxは、サンフランシスコの高級住宅街ノブヒル地区にサービスの拠点を構えた。これは主として同地区に人口が集中していることが理由だ。同社の共同ファウンダー、Neel Murthyによると、Swapboxは短期間にめざましい業績を残しており顧客の2/3がリピートしている。SwapboxもBufferboxも、利用者に固定の宅配ボックスを割り当てるのではなく、空いているどのボックスでも受け取ることができる。

「今はSwapboxを着実に広め、誰もが使える独立インフラを構築して足場を固めている段階」とMurthyは言う。

swapbox_nob3.pngさらに彼は、ロッカーのモジュール化されたデザインのおかげでSwapboxのインストールが簡単で、場所さえあればすぐに設置できると言った。基本的にキャビネットのカスタマイズは必要ない。

Swapboxが受けたフィードバックの中で最も興味深いのは、職場を出る前に荷物の受取りを忘れないよう通知してほしいという顧客からの要望だった。Murthyによると、Swapboxでは通知を送ってから実際に受取るまでの平均時間は4時間だという。

この種のサービスは、AmazonWalmartといった巨大小売業も真似しているが、その鍵となるのは利用者が荷物を受取るために家で待たなくてよいことにある。もし自分の住んでいるところでこの種のサービスを利用できるのであれば、不在にしてFedExの再配達を待つことよりもボックスで受取る方を選ぶだろう。Swapboxのようなサービスは、AmazonやWalmartでの購入に限らないため、リピート顧客を得る上でも有利だ。

ノブヒル地区に続き、Swapboxはこれもサンフランシスコで人の密集するミッション地区への侵入をはかっている。現在Swapboxの料金は配達1回につき1.99ドルで、成功するためにはBufferboxと価格面でも戦う必要がある。

さあいよいよGoogleの出番だ。

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(翻訳:Nob Takahashi)