AppleのWWDCアプリに早くも“フラットデザイン”の片鱗が

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AppleのWorldwide Developers Conference(WWDC)用アプリが今日(米国時間6/3)から提供開始され、カンファレンスのいくつかのセッションを紹介しているが、しかし見ものは、これまでとがらっと変わったUIだ。その変化は、iOS 7のヴィジュアルの一新についていろいろ言われていたことを裏書きしているようであり、単なる一個の自社アプリの問題ではなく、デベロッパの世界にもこれから広がっていくものなのだろう。

9to5MacのMark Gurmanが、下図のようなものをリツイートしているが、そこにはWWDCアプリの2011年から2013年までの変化が画像で示されている。ご覧のように、その違いはかなり大きい。最初は色を変えたり影を付けて立体感を出しているが、だんだんシンプルになり、2013ではほぼフラットだ。ただし変化は細部的な変化にとどまり、リスト画面全体などの大枠は変わらない。iOS 7全体としてもやはり、インタフェイスの全面的な完全なオーバホールは行われない、と言われている。

アイコンもこれまでのApple自社アプリに比べると相当シンプルかつクリーンになったが、アプリ内のそのほかの要素も含めて、グラデーションはわずかにある。だから、完全に“フラットな”デザインとは言えない。でも、これまでフラットフラットと言われてきたから、ちょっと拍子抜けの気分でもあるね。WWDCのアプリだけを見て全体を云々するのもあれだが、これらはiOSの主要なUI要素の今後の姿を、ここで、ちらっと予告しているのかもしれない。

デベロッパが作る“ネイティブ”アプリに関しても、新iOSに合わせるためにはかなり苦労するだろう。ただし最近は、AppleのiOSのデザイン原則からあえて逸脱するアプリデベロッパが多い。しかも彼らの独自のデザインにおいても、ボタンなどのフラット化が進んでいるのだ。しかし、わずかな変化でも、それに正確に合わせようとするとけっこうたいへんな作業になる。ぼくの個人的な感想としては、今回の変化は改悪ではなく改良だと感じる。サードパーティのアプリも、この自社アプリのポリシーに右へ倣えした方が、良いのではないかな。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))