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リアルタイムアプリのバックエンドを提供するFirebaseがシリーズAで$5.6Mを調達–ますますマジックに磨きをかける

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Y Combinator出身で、リアルタイムアプリケーションのためのインフラを提供するFirebaseが、今日(米国時間6/20)のGigaOm主催Structureカンファレンスのステージに立ち、シリーズAで560万ドルを調達したことを発表した。投資家は、Union Square VenturesFlybridge Capital Partnersである。

CEOで協同ファウンダのJames Tamplinが1年前に説明してくれたところによると、Firebaseのねらいは、デベロッパたちが“サーバのことやサーバのコードを書くことをいっさい気にせずに”、Webやモバイルのアプリケーションを“ほんとにほんとにはやく”書けることだ。フロントエンドのコードだけを書き、Firebaseがバックエンドを担当する。過去数か月、同社はそのプラットホームを全デベロッパに公開し、iOS用のSDKをリリースし、そしてリアルタイムのコード/テキストエディタFirepadをローンチした。

資金調達を発表するブログ記事でTamplinは、新たな資金を主に三つのことに使う、と言っている。それらは、Firebaseのコミュニティサポートの充実、チームの増員、そしてFirebaseの有料版の開発だ。料金は、使用帯域、ストレージ、ユーザ数で決める予定だ。

Flybridge Capitalは、Firebaseの前回の110万ドルのシードラウンドを幹事した。今回のシリーズAの一環として、FlybridgeのゼネラルパートナーChip HazardとUnion SquareのAlbert WengerがFirebaseの取締役会に加わった。Tamplinによれば、“二人ともデベロッパ向けプロダクトを手がけるうちのようなところを育てた経験が豊富だ”、という。両人は、データベース企業10genの取締役でもある。Wengerは、Tamplinによれば、“うちが売り込んだ投資家の中でただ一人、ただちにFirebaseを使うアプリケーションを実際に作った”投資家だそうだ。

Hazardはこう言う: “いろんな数字から見ても、同社のプロダクトは明らかにデベロッパに愛されている。またそのチームとヴィジョンは、顧客企業に、リアルタイムのWebアプリケーションを作るための世界クラスのソリューションを提供している”。一方Wengerはブログ記事の中で、FirebaseはSF作家Arthur C. Clarkeの有名な宣言、“十分に先進的な技術はマジックと区別がつかない”を思い起こさせる、と言っている:

Twilioを初めて見たときのことを、よくおぼえている。コンピュータのプログラムを使って電話をかけることが、本当にこんなに簡単にできるんだろうか? コードは、たったの2行だぞ。ほんとか? そして最近では、Firebaseを見て同じ反応を感じた。ローカルなJavaScriptオブジェクトがネットワークにシンクするって? たった一回の呼び出しで値をセットし、値が変化したらコールバックが来るって? ほんとに、そんなのあり? 数週間前に個人的にやった試作では、一人プレーのゲームを二人プレーに変えるのに、1時間もかからなかった。Firebaseにユーザ登録してドキュメンテーションを読む時間も含めて、だ。TwillioもFirebaseも、技術者にとってはある種のマジックの例だ。その強力な魔術が技術者に、新しくてすばらしいことを、させてくれるのだ。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))