Samsungの奇怪なスマートウォッチ、Galaxy Gearの詳細リーク情報

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Samsungの参入でスマートウォッチ業界再編か

Samsungは、注目のスマートウォッチ、Galaxy Gearを数日のうちに発表する準備を進めているが、最近の新製品の例にもれず、サプライズを台無しにするリーク情報が既に出回っている。 VentureBeatは、初めてと思われるGalaxy Gearの本格的リーク情報を入手した。そして、その内容は、かなり奇怪だった。

この数年シーンに飛び込んできた他のスマートウォッチ ― Pebble、MetaWatch、さらにはSonyの腕ガジェットファミリーを想像されたい ― とは異なり、Galaxy Gearはいかにもデカイ。VenutreBeatによると、正方形のディスプレイと周囲のベゼルを合わせると、時計のサイズは対角線で3インチ(7.5cm)ほどで、内部用のプロモーションビデオから取った画像を見ると、見た目はGalaxy S4に縮小光線を当てたようだ。デリカシーが感じられない。私は腕時計オタクではないが(その手のことはJohn [Biggs]に任せた)、人間が着用するものに関して、大は小を兼ねるとは思えない。

まるでGalaxy S4に縮小光線を当てたよう

しかしいつものSmasung流で、Gearには、ストラップに埋め込まれた4メガピクセルカメラ、WiFi、スピーカー、Samsungのスマートフォンにボイスコマンドを送るためのマイクロフォン等が詰め込まれている。

おそらく最大の失望は、Galaxy Gearのバッテリーが10時間しか持たないことだろう。これは、最新のスマートフォンであればまあまあだが、腕時計のバッテリーをそこまで心配したい人がいるだろうか。メーカー発表のバッテリーデータが楽観的であることを考えると、初期購入者たちにとって大きな問題になるだろう。

数多くの「内蔵Androidアプリ」と、モバイル・フィットネスと健康管理に対するかなりの注力は、この野心的デバイスにアイデンティティー・クライシスをもたらしかねない。これは平均的スマートフォン・オタク向けなのか、それともフィットネス・マニア向けなのか、両方なのか。VentureBeatの記事はGlaxy Gearの現時点で最も正確な姿を報じているが、Samsungには、なぜ人々がこういう物を欲しがるのかという正当な理由を説明してほしい。

個人的な意見を言わせてもらえば、私がPebbleのようなデバイスを、もっと大げさなガジェットより好む理由は、数少ないことをうまくこなすことに集中しているからだ。通知? もちろん。運転中にBluetoothで曲を変える? 簡単。SamsungはGalaxy Gearでスマートウォッチのレシピに山ほどの複雑さを盛り込んだが、それは、人々の期待に答えない要素がたくさんあることも意味している。

しかし、韓国のエレクトロニクスの巨人に、時々この種のリスクを冒す余裕がないという意味ではない。こういうおかしな第一歩が、後に驚くほどの成功を引き出すというのはよくあることだ ― それは誰もが知っている。Samsungはそのデザイン力と生産力を擁して、数年のうちにスマートウォッチのデファクトメーカーにとなるかもしれない。しかし私は、現時点でGalxy Gearの全貌を見ているとはまだ信じていないので、今週のIFA 2013で行われるSamsungの発表に注目したい。本誌でも詳しく報じる予定だ。

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(翻訳:Nob Takahashi)