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John McAfeeの専用機によるプライベートネットワーク, Occupy.hereとほぼ同じものか

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ウィルス撃退ソフトで大儲けし、世界中を放浪している変人であるJohn McAfeeには、“D-Central”と名づけたガジェットを使って、NSAのスパイ行為を回避する計画がある。それは要するに100ドルぐらいで買えるルータで、それら同士がインターネットとは無関係な小さなプライベートな隔絶したネットワークを作る。そのネットワークのノード同士ではアクセスの共有ができるが、より広域のworldwide webなどには接続されない。

賞賛に値する計画だと思うが、実はすでにどこかで見たことがある。TechCrunch Disrupt NYC 2013のStartup Alleyに参加したOccupy.hereが、まさにそれだ。Occupy.hereのファウンダDan Phifferが作ったものは、WiFiによる分散ネットワークで、各WiFiエリアが軽量のフォーラムソフトウェアを動かし、そのネットワークのメンバにサーブする。彼らのソフトウェアを動かすルータハードウェアが増えれば、各エリア間での通信もでき、一つの都市全体や、もっと大きな範囲をカバーできる。

Occupy.hereではルータハードウェアの上でOpenWRT Linuxが動き、USBメモリがファイル共有を担う。Disruptのときファウンダは、専用のハードウェアを作ってくれるところを探している、と言っていた。McAfeeも、ハードウェアの設計はできているが、あとは協力してくれるハードウェアメーカーが必要だ、と言っている。

D-Centralは、まだほとんどアイデアだけの段階だが、McAfeeによれば、通信を完全に暗号化するのでNSAなどを撃退できるという。D-CentralのオフィシャルWebサイトには秒読みクロックがあるが、それによると、詳細の発表は約半年後だそうだ。一方、Occupy.hereのGithubリポジトリは、ちょうど今朝(米国時間9/30)アップデートされた。今すぐにでも、ダウンロードしてサードパーティ製のハードウェアで使えるそうだ。

この二つのアイデアはよく似ており、オープンでグローバルなネットワークであるインターネットの上では実現不可能な、強力なプライバシーを求めるグループには、適しているかもしれない。一つはもしかして変人の妄想かもしれないが、もう一つは実際に開発が進んでいるまともなプロジェクトだ。どっちを選ぶかは、あなた次第だけど。

〔訳注: 原文のコメントを読むと、McAfeeの変人ぶりがよく分かります。〕

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))