ハイブリッドデータストレージとバックアップを提供するNimble Storageが$150Mを目指してIPOへ

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Nimble Storageは企業顧客向けにストレージとバックアップサービスを提供する企業だが、そのストレージはディスクとフラッシュ(SSD)を併用するハイブリッドストレージと呼ばれる。同社は今日(米国時間10/18)、SECにIPO申請文書S-1を提出した。目標額は1億5000万ドルとされているが、これはもちろんプレースホールダー的な額にすぎない。

それまでData DomainとNetAppの役員だったVarun MehtaとUmesh Maheshwariが創業したNimble Storageは、主に中小企業向けにエンタプライズクラスのストレージとバックアップ装備を提供する。同社の、4基からなる基本装備は、ストレージとバックアップと災害復旧を一体化し、それぞれのボックスがさまざまなレベルの基本ストレージ容量(最大24テラバイト)とフラッシュ容量と接続速度を提供する。

Nimbleが提供するストレージはフラッシュの併用により高速化され、バックアップとリストアは短時間で行われ、アプリケーションのデータを保護し、災害復旧をオフサイトで行う。そしてこれらすべてが、単一のiSCSIシステムから行われる。そのため装置のコストは低くなり、またストレージの管理も簡素化される。同社はこれまで、Sequoia、Accel、Artis Capital Management、Lightspeed Venture Partners、GGV Capitalなどから計9800万ドルを調達している。

Nimble Storageの2013年の売上は5380万ドルに達する見込みで、2012年に比べて1400万ドルのアップとなる。ただしまだ利益は出ていなくて、損失の額は2011、12、13(見込み)がそれぞれ、680万ドル、1680万ドル、2790万ドルとなる。2013年の2-7月の確定損失額は1980万ドルである(同社の会計年度は2月~翌年1月)。黒字転換の予定時期については、現時点では不明である。

Nimble Storageが昨年本誌に語ったところによると、IPOは将来の目標だ、ということだった。そのときCEOのSuresh Vasudevanは、同社のシステムは他社に比べて性能の費用効率が4~5倍高く、容量の費用効率が2~5倍高い、と言った。そして、データのリカバリはほんの数秒しか要しないし、他社の既存製品に比べると展開がシンプルである、と。

Nimble Storageの公開市場におけるパフォーマンスは、一体どういうことになるだろうか? 同じくエンタプライズ系としてIPOした新参のViolin Memoryは、9月の公開時に鈍いパフォーマンスだったが。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))