もうサードパーティのストリーミングサービスは要らない, AWSがGPUインスタンスにより自前でサービスを提供

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ラスベガスで行われているAmazonのデベロッパカンファレンスre:Inventで今日(米国時間11/13)、モバイルデベロッパ向けの新しいサービスが発表された。そのサービス、Amazon AppStreamは、同社が最近ローンチしたEC2のGPUインスタンスを利用して、ストリーミング機能を必要とするアプリケーションのデベロッパが、どんなモバイルデバイスに対しても簡単にHDでストリーミングできる、というサービスだ。このインスタンスタイプはもっぱらモバイルデベロッパ向けに売り込みされているが、でもデスクトップアプリケーションがこのサービスを使えない理由はない。

現状は制限付きのプレビューなので、利用したいデベロッパはここで登録する。

Amazonによると、この新しいサービスによりデベロッパは、“再現性の高い、リッチなグラフィクスを要するアプリケーションを多様なデバイスの上で動かせるようになり、しかもそのアプリケーションは始動が速く、AWSクラウド上のコンピューティング/ストレージリソースのすべてにアクセスできる”。

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ストリーミングには、Amazonが開発した新しいプロトコルAmazon STXが使われる。それによりデベロッパは、複雑な3Dゲームの対話的なHDビデオから、彼らのアプリケーションの計算集約的な部分に至るまで、あらゆるものを、クラウドからストリーミングできる。EC2のg2インスタンス(GPUインスタンス)を使えば、デベロッパはグラフィクスのすべてをクラウドでレンダー(render, 描画処理)できる。

AppStreamを使用するアプリケーションは、デバイスのセンサをすべて利用でき、それらのデータをクラウドへ送れる。

Amazon Web Services担当SVPのAndy Jassyが今日のキーノートで述べたところによると、この新サービスが提供されることによってデベロッパは、これまでモバイルデバイスでは利用の困難だったリソース(高品質なストリーミング+使いやすいAPI)に容易にアクセスできるようになる。モバイルは、デバイスが小さいので重要な処理はどうしてもクラウドに依存することになる。今人気の高いモバイルアプリの多くが、すでにモバイルの上で(とりわけAWSの上で)動いている。というわけで同社の主張によると、“アプリケーションの可利用性はそれが利用されるエンドユーザデバイスの性能…コンピューティングパワー、ストレージ、グラフィクスのレンダリング能力…に制約されない”、ということになる。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))