Facebook、投稿本文の検索機能をモバイルでもテスト中

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Facebookは、昨年「グラフ検索」として導入した検索機能を、モバイルにも拡大するテストを実施していると、Bloombergのレポートが報じている。この変更は現在ごく一部のFacebookユーザーにのみ適用されており、友達の過去の投稿をキーワードで検索したり、友達がフォローしているページのコンテンツを見られるようにするものだ。

この機能は、1年前にデスクトップユーザーに開放されたが、モバイルはサポートされていない。しかも、デスクトップ版ですら、まだ利用可能になっていないユーザーが多いことから、今回のモバイル版のテストは際立っている。

昨年9月、Facebookは投稿本文とコメントにもグラフ検索を拡大し、米国の少数ユーザー向けに公開した。グラフ検索は当初、人、写真、場所、および興味分野を対象にスタートしたが、現在は過去の投稿を、コメント、写真の説明文、ノート、チェックインなどのキーワードで検索できる。つまり、友達がテレビ番組であれ地元のイベントや場所、ニュース記事、トレンド等々の話題について話したことを、探し出すことができる。

こうした機能の拡張によって、Facebookは新たな時代の先がけになろうとしている ― かつてTechCrunchが書いた、「検索不可能性によるプライバシー」の終焉だ。即ち、ユーザーがFacebookに書いたことのすべては、タイムラインやニュースフィードの彼方に流れ去って自分も他人も忘れてしまうのではなく ― 簡単に発掘可能になろうとしている。永久に。

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不思議なことに、公開開始から何ヵ月が過ぎても、キーワードベースの検索機能は、米国でもそれ以外でも全Facebookユーザーにはまだ届いていない。例えば、今朝私が自分のページで、友人たちがあるテレビ番組について何を言っているかを検索しようとしたところ、番組の公式ページや様々なファンページが示されただけだった。

加えて、この件に関する昨年秋の本誌記事が公開された後、何ヵ月も過ぎてから、まだ機能が有効になっていないというコメントが複数寄せられた。プロジェクトが完全に中止されたのではと疑う向きさえあった。Facebookの公式ヘルプページにも、グラフ検索がキーワードをサポートしていると書いてあることを考えると、奇妙な状況である(ただし、同じヘルプページに、同機能がまだ制限されていることも書かれている)。

しかし今回のニュースは、グラフ検索が完全に停止しているわけではなく、われわれの予想よりはるかに遅いペースで動いているだけであることを示している。未だに広く利用可能ではないにもかかわらず、Facebookは同機能をモバイルでテストし始めた。自分の個人コンテンツが、Googleにインデクスされたウェブページと同様、簡単に検索できるようになることを必ずしも望まないFacebookユーザーにとって、果たしてこの進捗状況が良いことなのか悪いことなのか、それは各自が決めることだ。

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi / facebook