Microsoft、25億ドルのMinecraftは「安全」な買い物

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Microsof、Minecraftを25億ドルで買収―ファウンダーのNotchは「小さなプロジェクト」に戻る

Microsoftは、Minecraftの開発元Mojangの25億ドル買収について、2015年度には元が取れると予想している。Minecraftの買収を安全な賭けと言えそうだ。

この契約は、一週間にわたる根拠のない報道と憶測に続き、今日(米国時間9/15)午前に発表された。殆どの論評は、最終的に失敗して母体をも崩壊されたAngry Birdsのような「一発屋」を巡るものだ。しかしMinecraftは、Angry BirdsやCandy Cruch Saga、Plants vs Zombiesといった最近のヒットゲームとは別の生き物だ。それらのゲームが広告とゲーム内アドオンの販売で成り立っているのに対し、Minecraftは、まさしく純粋なビデオゲームであり、ユーザーとの密着度は高い。

Microsoftの早期な投資回収は、この買収がリスキーな賭けではなく、昔ながらの略奪に近いことを示している。Mojangは新たなヒットを生んでMicrosoftを勝者にする必要はない。ただ普通に継続して、その大量のファンたちをなだめるだけでよい。Microsoftに身売りすることによる短期的影響は殆どないだろう。

Mojangは、Minecraftを文化的現象に変えた。ランチボックスからLEGOキット、Tシャツに至るまで、Minecraftはあらゆる場所に出現し、20年前のマリオやソニックを彷彿とさせる。私に言わせれば、Angry Birdsの一夜の成功とは比較にならない。

PCゲームとして始まったMinecraftは、たちまちのうちに同社のXbox Liveプラットフォームの重要部分となり、ついにはベストセラータイトルになった。Liveでリリースされてから何年もたった今でも、Minecraftはチャートのトップを覗っている。

現時点でMicrosoftは、Mojangのすることに手を出しさえしなければよい。そして今日の発表によると、レドモンドはまさにその通りのことをしているようだ。Minecraftは今後もマルチプラットフォームのサポートを続け、MINECONカンファレンスは来年も継続する。しかし、それはMicrosoftに何もせずにじっとしていろ、という意味であり、Microsoftはそういうことで知られている会社ではない。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook