Facebookのつながりから安否確認ができるようになる、開発のキッカケは東日本大震災

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Facebookで友達のつながりから安否確認ができるようになる。この機能は「災害時情報センター」という名称で、東日本大震災で多くの人がFacebookで安否確認していたことをキッカケに開発されたものだ。日本を含むグローバルで利用可能となる。

災害時情報センターでは、自然災害の影響を受けた地域にいることが考えられるユーザーに対して、Facebookが安否確認を通知。無事な場合は、「自分の無事を報告」というボタンをタップすれば、通知やニュースフィードを通じてFacebook上の友達に無事が報告される。影響を受けた地域にいない場合は、「影響を受けた地域にはいません」ボタンをタップすれば、無事が報告される。

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「自然災害の影響を受けた地域」はどう割り出しているのかというと、ユーザーがFacebookのプロフィールの所在地に登録している都市や、インターネットを利用している都市から判定しているそうだ。安否状況やコメントはFacebook上の友達にのみ共有され、世界のどこからでもブラウザー、iOSアプリ、Androidアプリからアクセスできる。

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Facebookは2012年2月、大規模災害の発生時に友達の安否を確認できる「災害用伝言板」を日本で公開。災害用伝言板は、Facebookトップページ最上部がリンクが表示され、ユーザーはそこで無事を報告するボタンをクリックすると、自分のタイムラインや友達のニュースフィードに無事を伝えられるというもの。

日本のみでテスト公開した災害用伝言板が、その後も改良を続け、グローバル向けの災害時情報センターとして生まれ変わったかたちだ。災害時情報センターは10月16日に東京・六本木で行われた、Facebookのパートナー向けイベントで明かされた。Facebookがグローバル機能を米国外の都市で発表するのは今回が初となる。

このタイミングで来日したFacebook創業者兼CEOのマーク・ザッカーバーグは、副社長のハビエル・オリバンとの対談の中で、新機能にかける思いをこう語っている。

「東日本大震災では多くの人がFacebookで安否を確認していた。サンフランシスコで地震があった時もそう。大切な人の安否を知りたいのは人間の心理。それを実現するのはソーシャルサービスの義務だ。災害は世界中で相次いでいるが、Facebookで大切な人の安否を確認してもらえれば。」