Hemingwriteは、Eインクとクラウドストレージのある現代版タイプライター

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気の散らない入力用ソフトウェアはなくなりそうにない。実際には90%のユーザーが一度使ってそれっきりであることに私は賭けるが。デトロイト発の新しいハードウェアスタートアップは、ユーザーが書くことに専念するには物理的ソリューションが役立つだろうと考えた。電子書籍リーダーが、ウェブのあちこちに気を取られることなく読書に没頭させてくれるように。

今日(米国時間12/10)KickstarterでデビューするHemingwriteは、機械式キーボードとEインク画面を組み合わせた携帯執筆器だ。ノートPCやiPad+キーボードのコンビ等、他の方法の複雑さを避け、Twitterの虚無なおしゃべりや、Facebookの無価値な暗雑音をはじめとするソーシャルメディアの絶え間ない説教を遮断する。

ハードウェアは魅力的で、タイプライターを彷彿させながらも、単なる模倣ではないレトロデザインだ。フォルダーに保存した文書を探すため、あるいはWiFiのオンオフやネットワークをスキャンするための機械式ボタンもある。文字数やどれだけ作業を続けているかを示すタイマーなどの状態表示もある。

6インチEインクディスプレイと簡易な機能の組み合わせによって、バッテリーは通常の使用で4週間以上持続する。折り畳みハンドルも内蔵しているので、この4ポンド(1.8 kg)のガジェットをどこにでも持って行ける。Eインクということは、明るい昼間でもタイプできることを意味しており、暗い場所で使うための前面ライトも付いている。クラウドと同期することによって、プラットフォーム上の他のアプリで書き始めた文書の続きを書くことかできる他、Dropbox、Evernote、iCloude、OneDrive、SpiderOak、およびGoogle Docsで、直接書き始めることもできる。

設立チームのAdam LeebとPatrick Paulは、ソフトウェアと機械工学製品の経験を持ち、本格的な製造会社と提携して製品化を行う。

出荷は2015年9月の予定で、小売価格は499ドルだが支援者は349ドルで予約できる。言ってしまえば簡易ワープロアプリしか走らないパソコンに払うには大きな額であり、例えばChromebookの方が安く買える。しかし、もし本当に集中して文章を書きたいなら、メッセージ過剰の世界における、最良の選択かもしれない。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook