ces 2015
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Seagate

屋根の瓦や板のように隣接トラックを“重ねた”シングルドライブ、ギガバイト単価わずか3セント

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屋根板のような薄い板切れ(shingle)がほしいな、と思ったのは、子どものころ、どこかが痒かったときぐらいだ。かゆいところを、こするために。Seagateは、その薄い板を、屋根瓦にように部分的に重ねて敷き詰めることを考えた。そうして生まれたShingled Magnetic Recording(SMR) Drivesは、ギガバイト単価約3セントで8テラバイトを保存できるハードディスクだ。

ただしバックアップドライブとしては良くても、あまり速くない。5900RPMで平均読み書き速度が150MB/秒だから、ふつうのSSD(1800MB/秒)より相当遅いし、今のハードディスクに多い7200RPMよりも遅い。

シングルドライブ(Shingled Drives)は、一枚のディスクにたくさんトラックを詰め込み、トラックとトラックの間の小さなスペースをなくす。そうすると一枚のディスクに1テラバイト以上を収められる。

結局これは、SSDが主流になったときのバックアップメディアが本来の役のようだ。その昔(今でも?)テープがそうであったように。日常頻繁につかうデータはSSDに載せておき、めったに使わないデータをSMRに収めておく、という使い方だろう。あるいは、ストリーミングビデオのためのキャッシン用など。

Seagateは1月に、SMRの8テラバイト機を260ドルで発売する。2007年には1TBが375ドルだったから、すごい進歩だ。ぼくならその8TBに、食べ物の写真やホームビデオのたまりすぎたやつを、全部放り込むね。あなたは?

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))