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Uber、自動運転タクシー研究センターをピッツバーグに建設―無人交通でGoogleと戦争か

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オンデマンド・タクシー・サービスのUberは大規模なロボット工学の研究所をペンシルバニア州ピッツバーグに建設中だ。この決断の詳細を知る立場にある情報源がTechCrunchに述べたところによると、「 自動運転タクシー部隊を早急に現実化する」ことが目的だという。情報源によれば、Uberはロボット工学の先端的な研究で知られるカーネギー・メロン大学のRobotics Instituteからエンジニアリングと商用化の分野のトップクラスの研究者を多数引き抜いたという。

われわれの取材に対してカーネギー・メロンもUberもコメントを避けたが、すぐに正式な発表があるだろう。アップデート: Uberは公式ブログでカーネギー・メロン大との提携を発表し、われわれの記事を確認した。

情報源によれば、Uberはカーネギー・メロン大とその傘下の研究所、National Robotics Engineering Center,から50人以上の上級研究者をスカウトしたという。 カーネギー・メロンはNASAの火星探査機、Mars Roverの開発など多くの有名なロボット・プロジェクトで知られるが、当面この件に関するコメントを避けた。 情報源によればUberは「Robotics Instituteを空にしてしまった」という。

またカーネギー・メロンで開発されたロボット・テクノロジーは過去10年にわたる巨額の軍事研究予算から生まれたもので、同大学に何百万ドル単位で特許使用料をもたらすだろうということだ。

Uberは自動運転タクシー・システムのコアとなるテクノロジー、すなわち自動運転車両そのものとその運用を支えるインフラをピッツバーグの研究所で独自開発するという。すでに多数の職員が採用され、強力なエンジニアリング・ワークステーションが購入されている。

過去にUberのCEO、Travis Kalanickは「いずれ人間のドライバーをロボットに置き換えたい」と述べている。研究所をピッツバーグに建設するのは、カーネギーに・メロン大の近くであると同時に、シリコンバレーから遠く離れ、秘密保持上も好都合だという理由だろう。

これに関連して、Bloomberg BusinessはGoogleも独自のオンデマンド自動運転カー・サービスの実用化に強い意欲を抱いていると報じた。BloombergはGoogleの事業開発担当上級副社長のDavid DrummondがUberの取締役に名を連ねていることについて「Uberは辞職を求めることになるだろう」という内部情報を引用した。Google MapにはUberが移動手段として組み込まれている。またGoogle VenturesがUberに多額の投資を行っている。しかしBloombergはオンデマンド自動運転タクシーを巡って両社は「激しい競争関係に入る」との見方を示した。

Uberのロボット・タクシーの実用化に関してはまだ時期は示されていない。Uberは最近16億ドルの転換社債を含む40億ドルの資金調達を行っている。これは昨夏の14億ドルのシリーズDラウンドと12月の12億ドルのラウンドに引き続く大型資金調達だ。Uberの評価額は現在410億ドルとなっている。

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