Nightingaleが自閉症治療をサポートするプラットフォームをローンチ

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Y CombinatorとStartXを卒業したNightingaleは、自閉症の治療を良くしようとしている。彼らは、今日(米国時間3/24)医師やセラピストをサポートするプラットフォームをローンチした。

今までNightingaleは、ノートやエクセルに入力して管理されてきた患者の行動などの情報をモバイルアプリから管理できるプラットフォームを提供し、医師の役に立てられてきた。Nightingaleの共同ファウンダーであるDelian Asparouhovは、ここ数ヶ月でやっと、クリニックで幅広い用途で使用できるプラットフォームにすることができたと話す。

「昨年の10月、私たちの方向性は正しいとは感じていましたが、プロダクト自体はまだ骨組みの状態でした。プラットフォームを気に入ってくれる人はいましたが、私たちが期待していたほど、口づてでの利用は増えませんでした。そこで、私たちはユーザーに、どのようなワークフローを組み込めば、友達や同僚に薦めたくなるかということを聞くことにしました」。Asparouhovは、電話でのTechCrunchのインタビューにそう答えた。

 

何ヶ月も同様のことを繰り返し、ユーザーからフィードバックを集めた。Asparouhovは、California Practitioner’s Conference(カリフォルニアで開催される一般開業医のカンファレンス)にチームで出席したと言う。このカンファレンスに出席したのは5度目だったが、初めてプロダクトへの引きを感じたという。「ここ数週間はプロダクトに寄せられる問い合わせに対応してました」と笑みを浮かべた。このことは、彼らのソフトウェアが幅広いクリニックで活用できることの裏付けであり、今回のベータ版をローンチする後押しとなった。

Nightingaleは、彼らのプラットフォームを更に多くのクリニックに提供するとともに、更に治療環境を良くするために3つの分野に注力する。

Nightingaleは、スタンフォード大学で自閉症を研究するCarl Feinsteinと協力し、自閉症の症状を見極めるためにはどうしたら良いかを調査している。「優秀な小児科医を受診するには、何ヶ月も待たなければならない場合があります。スタンフォード大学との調査では受診までの期間に、親がNightingaleを使用して子供の行動データを集めるのに役立てたいと考えています」とApasruhovは言う。

子供が自閉症かどうかが分からない段階で使用するので、Nightingaleは集められたデータから診断は一切しない。その代わり、Nightingaleはどのような行動に注目すべきかを両親に伝える。例えば「子供が泣いている時間はどのくらいであったか、子供があなたと目を合わせている時間はどのくらいであったか」などだ。アトランタの専門教育機関とパートナーシップを結び、どんなことに注意すべきかを教える動画も提供する予定だ。

また、Nightingaleは、医療保険を提供する保険会社と強いパートナーシップを築くことを計画している。Nightingaleと協力しているオークランドのCenter for Social Dynamicsのディレクターは保険会社Kaiser Permanenteで働いていたことのある人物だ。「クリニックと保険会社のやりとりも取り込みたいと考えています。医療機関を受診している方に、医師が他の医師を紹介する場合や保険金請求する場合にNightingaleを使用できるようにします。クリニックが患者さん一人一人のために保険会社に連絡しているプロセスを簡単にしたいのです」とAsparouhovは言う。

また、このスタートアップは、特別な対応を必要とする生徒のいる教育の現場での導入を進めることに力を入れている。彼らは、サンディエゴで25人の生徒を対象に試験的に導入を始めた。Asaparouhovは、この2つのクラスでは、教師が前に立ち、生徒とセラピストが一緒になって活動していると話した。「このような場所は、病院とは違い、他人との関係性が生まれ、また子供の成長具合を確認するのに適しているのです」と話し、この方法はNightingaleのプラットフォームの利点を発揮できると語った。

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(翻訳:Nozomi Okuma /Website/ facebook