テクノロジーはトルコを未来へとつなぐ道

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法人向けソフトウェアに素晴らしいUIを実装するためにできること

編集部注:本稿のライター、Metehan Oguzは、トルコ遺産団体評議員で、Oguz ConsultingのCEO。

IT情報通でも知らない人が多いかもしれないが、テクノロジーのリーダーとして出現しつつある新たな国がある。トルコの急速な経済成長は、世界的経済不況の中でさえ、堅牢な銀行システムから医療改革まであらゆるものを作ろうとする世界の何十という国々のモデルとなっている。この成長も注目に値するが、同国はさらに楽しみな時期への準備を整えた。IT企業と国産イノベーションの急増だ。

若い、「つながっている」世代によって、トルコは発明の発信源、および投資の標的になりつつある。国民の半数が30歳以下というトルコの推定大学卒業率は、イタリアを上回っている。人口の84%がモバイル機器を所有し、1100万人以上のトルコ人が今年初めてスマートフォンを買うと予想されている。最新データによると、トルコのFacebookユーザー数は3000万人以上で、これはフランスやドイツよりも多い。

若い世代とテクノロジーの急成長は、トルコが旧テクノロジーを飛び越していることを意味しており、多くの人々がバンキングやショッピングに、デスクトップではなくモバイル端末を利用している。トルコのEコマースにおけるモバイル端末利用は世界第3位で、トルコ人の400万人以上がモバイルバンキングを利用している。

企業は、国内外資を問わず、既にこの状況を利用している。昨年のトルコでトップ3の急成長企業は、モバイルあるいはネット支払いを柱にしている。国際的投資会社はトルコ企業の支援を始め、地元のエンジェル投資家やベンチャーキャピタル会社は既に新しいスタートアップを支援している

例えば、212 Cpital Partnersは最近3000万ドルの投資を行い、ドバイ拠点のAbraaj Groupは2007年以来トルコに8億ドル以上を投資して、現在5億ドルの同国専用ファンドを募集中だ。新しいスタートアップの多くは、日替りクーポン相乗りサービス食料品配達サービスのように、他で成功を収めたモデルを模倣している。一方、トルコ市場を賄うべく独自のアイデアを革新するスタートアップもいる。

例えば食品配送サービスのYemek Sepetiは、4400万ドルの資金を調達し、現在UAE、オマーン、カタール、サウジアラビア、レバノン、およびギリシャで運営している。トルコ版AirbnbのFlat4Dayは、71ヵ国に進出し、350万ドル以上の資金を調達した。Ininalもまた成功したスタートアップの一つで、クレジットカードを持たない若者に、国内20万箇所で利用できるプリペイドカードを提供した。2014年12月時点で、同社は2012年末の設立以来100万以上のカードを発行した。

スタートアップだけがトルコのつながっている社会の恩恵に浴しているのではない。多くの既存企業がこの国に大きなチャンスを見出している。最近Spotifyは、Vodafone Turkeyと提携してトルコでプレミアムサービスを提供することを発表した。他にも、GittiGidiyor.comに2億ドル以上で買収されたeBayやAmazon.com等の米国企業は、トルコのオンライン小売業の株を購入する形で、トルコ市場に参入している。また、南米拠点企業のNaspersは、トルコのオンラインファッション販売サイト、Markafoniを昨年買収した。

こうした投資は引き起こしたのが、オンライン小売分野の驚異的成長であり、Abraaj Groupによると、2007年以来店舗ベースの小売店よりも7倍速く成長している。

こうしたスタートアップやIT企業の成長は、政府による投資と奨励制度にも後押しされている。トルコ政府は一連の「テクノパーク」を構築し、企業の誘致と支援のために税額控除を施行して運用費用を削減することによって、ITセクターへの投資を促進している。この施設で開発されたソフトウェアは、所得税および法人税が免除され、あらゆる売上から付加価値税も免除される。

トルコの文化と歴史もこの成長を加速してきた。トルコ人は会社を起こして経営することの困難さをよく知っている。トルコ企業の97%は中小企業から成り、労働人口の80%がそこで働いている。

東西に挟まれた同国の地理的位置は、スタートアップや多国籍企業に格好の土壌を与える。世界中多くの大都市からわずかな飛行時間で来られることから、トルコで運営する企業はアジア、ヨーロッパ両市場に出入りし、ビジネスの英知に触れることかできる。

その地理的事情は多くの面で有利に働く一方、トルコ近隣国における不安定の増大は、投資家の間で懸念の材料となっている。しかし、安全保障問題は隣国国境の範囲内にとどまっており、地域に問題を抱えつつも、トルコ経済は順調に伸び続けている。

トルコ経済に対する評論は、エネルギーと基幹設備分野に大きく焦点を当てているが、抜け目のない投資家は、新たな成長分野としてITセクターに目を転じている。世界で最も革新的な企業の多くが既にトルコに投資しており、開花しつつあるスタートアップ経済は今後の投資を誘発するばかりだ。その起業家精神、既に成長中の経済、強力な通信基盤、そして魅力ある大きな市場と共に、トルコは地域および国際的イノベーションの中心地となろうとしている。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook